2020年03月02日

武則天 秘史 26~50話(最終話) 感想

見終りました。
晩年の武則天を演じてるのは「龍朱伝」のユアル・・というか皇太后役の方でした。
この方、長いセリフをよどみなく一気に言えるようで、すごい方なのかもしれないと気付きました。
龍朱伝でもラストで長いセリフがありましたが、渡る世間は鬼ばかりもびっくりな、記憶力やら演技力やらがすごい方なのかも?
セリフの言い方が独特で時代劇調というか音楽のような独特の流れとイントネーションがあります。
龍朱伝よりメイクがにあってました。
あ、中年期を演じた女優さんは素晴らしい美人で、この方も素晴らしかった。
比較して脇役勢が物足りない感がありました。
このドラマでは武則天を好意的に表現しています。
女性目線でこれまでの解釈とは違う感じです。
何度も危ない目に遭いますが、いずれも潜り抜けて最後は女帝になります。
でもこの時点で67歳ですよ。
今でさえ67歳って大変ですよね。
それが670年頃?この時代の67歳って今でいう90歳くらいの感じでないの?
皇子は2人が自害。
第一皇子は自害。
第二皇子も自害。(廃位)
第3皇子は廃位。
第4皇子は自ら皇帝を返却して皇嗣の身分になっています。
このドラマで気付いたんですが、天皇という言葉が初めて登場してるんですよね。
皇嗣という言葉もこれが最初なの?
皇嗣とはい皇位継承権第一位の皇族を指すようです。
皇太子などとの違いがよくわからないけど。
このドラマでは皇子は4人全員武則天が産んだことになっています。
実際はどうなんでしょうね。
第一第二皇子が実の母は韓国夫人だと思っているシーンが何度も出ます。
第一皇子も第二皇子も見方によっては、武則天が巧みに自害に誘導したとも見えます。
いっぽうで第3皇子はセーフです。
第4皇子は素直な性格のようで、とにかく控えめにしています。
兄の様子で学んだのかもそれないけど。
このドラマの通りだとすれば、武則天は非常に優秀で広い国を治めた人なんですね。
いっぽうで李氏以外の家柄が皇位を継承するのが許せないという点と、女性が実験を握ることが許せないという視点で対立しますが結局武則天より優秀な人物がいなかったということみたいです。
でも武則天は唐を周と改めています。
この辺はどういう理由なのでしょう。
この後の流れは不勉強なので、ざっくり調べておきたいところ。
武則天という女性が本当にこの時代、治めたのかどうか、個人的には怪しいとも思うのですが、追記します。
武則天の一生を知るには良いドラマでした。
ただ、皇子3人と第3皇子の皇后にはイライラさせられました。あと韓国夫人の息子と娘二人(敏月、敏之)登場はイライラマックスでした。
内輪のチマチマした陰謀は面白くないので、もう少し器の大きい話に徹して欲しかったかな。
3人の女優さんは良かったです。
posted by あらすじべや at 21:06| 武則天 秘史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月29日

武則天 秘史 11~25話 感想

このドラマは主役の武則天は3人で演じられます。少女時代から皇后に即位した辺りが18話だったかな。この最初の女優さんは、すごい美人というわけではないのですが、14歳から推定30歳くらい?を良く演じています。注目すべきは武則天がまだ側室だったころの皇后です。どこか人間味ありありで、ちょっと絶妙なコミカル感がみどころ。かとうかずこさんに似ています。

悲惨さ一変じゃないあたりが絶妙です。例えば冷宮に幽閉されてひ残飯みたいなご飯をがっつくシーンとか。それでも形勢逆転と見るや否や、凝りもせず威圧的な態度を取ったり。結局のところ、この皇后は政治的な事情にたまたま翻弄されただけの人なんですよね。運が悪かったですね。子供を産めなかったことが一番悲劇でしたね。

武則天は25話の時点で6~7人産んでいるみたいです。でも前帝との間には子供がいないので、側室というのは身分だけだったのかもしれませんね。25話辺りで武則天の実の姉が亡くなりますが、この韓国夫人、素朴な疑問ですが実の息子と皇太子はほぼ同年齢ですよね。で、皇太子を実の息子みたいに扱ってますが、もしや息子を入れ替えたなんてことはあるんでしょうか?今のところ、そんなどんでん返しはないみたいですが、25話あたりで韓国夫人の実の息子がチラリと出ます。

そして魏国夫人も韓国夫人の娘ですが、二人も実子が宮廷外にいるのに、通いでもなく宮廷に住んでいたのは???ドラマの抜けなんでしょうかね。結局のところ、気が弱い優柔不断な皇帝でも、皇帝は皇帝なので、どんなに優秀な皇后も、結局は若さを失うほどに、夫の愛もつなぎ止めるのが大変な様子が描かれています。

中年期の武則天は超美人の女優さんです。皇帝も俳優さんが変わります。まあ普通。魏国夫人というあらたな若い娘(韓国夫人の実子)が登場します。初代武則天が演じた14歳時代と比較して、演技は物足りない感じ。まあ、普通はこんな感じでしょう。

全体の雰囲気はお金がかかってるわりにちょっと退屈感があります。目の保養にはなるし、複雑なエピソードはなく武則天の視点で改装するような心の声が時々登場します。

それにしても男性は英雄と言われるのに、女性が即位すると悪女になるのはなぜ?そもそも武則天という人物は本当に存在したのでしょうかね?この時代、アジアでは各地で女性が即位しているからです。女性が即位した時代というのは、どうも何かうさんくさい気がしています。
posted by あらすじべや at 21:00| 武則天 秘史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月26日

不武則天 秘史 26〜33話 感想

さて、26話からの序盤はちょっとイライラする回が続きます。この辺は、韓国夫人の息子と娘である2人、敏月と敏之がまぁ性格が悪い悪い。

一応、韓国夫人が媚娘に殺され、復讐のために敏月があのような行動をとったことになっています。そして韓国夫人の息子は、放蕩息子で顔は長安一だけれども、いろいろとんでもない奴と言うキャラです。

それにしても韓国夫人は優しくてという設定だったのに、なぜに息子と娘はあんなに出来が悪いのか。皇帝は敏月にすっかりハマってメロメロになっています。

媚娘はそれに気がついて先手を打ち、殺すか殺されるかという瀬戸際で今回もギリギリ逃れています。それにしても敏月の陰謀はちょっと手ぬるいのでこれもまた全部失敗しています。

そして最後には、自分が設定した皇后暗殺に自分がその罠にはまってしまい毒死するオチです。また生き残った敏之は媚娘の母である祖母から懇願されてますが、最終的には殺されてしまうと言うオチです。

敏月と敏之が登場する回は個人的に苦手だったのでやっと終わったという感じです。

ですが今度はまた苦手キャラの太子がメインの回に移行します。

この人は父親に似て優柔不断なんですね。そして頭が固くて古い。そして33話で媚娘も性格をよく把握してぼやいているシーンがあります。媚娘はあくまで全体の幸福を視野に置いている、器の深さがあるのですが、皇帝も太子も考えているのは李家の繁栄です。そして何が何でも男の上に女が立つのが許せないと言う石頭です。まぁそれは今の時代も変わらないわけですが、この時代に媚娘のような女性がいくら聡明とはいえ本当に表舞台に立ったのだとすれば、それは例外中の例外と言うことでしょう。

ドラマを見ている上では33話で媚娘が改革を推進します。けれども皇帝も太子も及び腰で反対しています。皇帝はまだやんわりと否定しているだけですが、太子はかなり反発しています。

このドラマの根底に流れているのは現代社会にもあるような家族の問題や、夫婦の問題や、親子の問題が大きな時代の渦にの渦中にあった人でも変わりはない悩みの原則です。

武則天を中心にしたドラマが登場するドラマがいろいろあります。けれどもこのドラマは武則天を悪女とすることなく、真の姿を割と好意的に描いている作品です。

または女性でありながらトップに立っている人間の孤独のようなものも表されています。なぜか歴史上の人物で女性がトップに立つと悪女と言うポジションになってしまいますので、そういう意味から言ってもこの作品はそんな作品では新しい。

退屈な敏月が登場する回が終わり、どう展開するかやっと楽しみになってきたかも。
posted by あらすじべや at 12:21| 武則天 秘史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月22日

武則天 秘史 1~10話 感想

この作品は予算たっぷりな感じです。全てが豪華です。衣装も何もかも。スケールがあります。しかも主役の女優さんは世代によって3人が演じるようです。私が今見ているのは若年時代です。といっても14歳で登場して、今公主が死んだところなので30歳くらいでしょうか。14歳は動きと表情で思いっきり若さを表現しています。李セミンが亡くなった時点で26歳くらいらしいので、この位が女優さんの年齢に一番ぴったりな感じです。

公主が亡くなる前の武則天は、機転が効く女性で、ちょっと大胆なウソを公然とやってしまう反面、公正な面も持ち合わせているという、どっちつかずの女性であることが描かれています。ところが皇后やその背後の官僚らから陥れられて何度か死の淵を体験したことで、フッと魔がさしたように公主を殺めてしまう様子が描かれています。

他の作品みたいに初めから計画的にTHE悪女・・の流れで殺害したのではない様子が描かれています。つまりは当時の環境があの有名な武則天を産みだしてしまったという演出です。他では皇后は武則天(のちの呼び名だけど)にはめられたかわいそうな人という解釈で描かれています。でも、この作品はちょっと違うんですね。公主の死の真相は定かではないし、そもそも一酸化中毒死しただけで、誰も犯人がいないのに、犯人を作りあげこの状態を政治的に利用されてしまったというのが、せいぜい真実なのではないかという気もします。

公主が亡くなった時の状況は、他のドラマでも描かれているのとだいたい同じですね。つまり、真犯人はあまり問題ではないし武則天が本当に悪女だったのか、それとも皇后があくじょだったのかということは実は重要ではないのです。当時の政治的な環境でこの事態をうまく利用して買ったのはどちら側の勢力か?ということ。私が武則天を初めて知ったのは、韓国ドラマの「テ・ジョヨン」です。あとは「ヨン・ゲソムン」ですね。

今回のエピソードが割と詳しく出てくるのは「ヨン・ゲソムン」です。話はそれるけど、韓国ドラマに出てくる高句麗を舞台にしたドラマって、これまでいろいろドラマを観たり本を読んで感じたのは、高句麗はあくまで中国の一地方史だということ。実際、中国でそういう見解を発表したんですよね。ところが韓国がこれに猛反発。それで出来たドラマが「朱蒙」だとか。私が「朱蒙」を見ていた頃は全くわからなかったけど、今はあっさりわかりますよ。土地こそ今の北朝鮮あたりの話だけど、高句麗はあくまで中国の地方の話ですね。まあ、このころは今の国の区分が違うし、こういう表現は微妙だけど。

武則天を描いたドラマは「武則天」というもう一つ別の作品があります。これは普通に悪女だからこそという表現ですね。序盤で挫折して全部は見ていません。機会があれば再チャレンジして見てみたい。こっちの作品は表現や解釈がきめ細かいので最後までみるつもりですよ。

***

ところで前々から気になっていたのは武則天と同時期にアジアでは女帝があっちこっちで即位していること。
この辺り、なんかにおうよね。


posted by あらすじべや at 20:00| 武則天 秘史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
プロフィール
名前:ran
性別:女性
一言:主に歴史系アジアドラマ中心です。感想だったり、あらすじだったり、その都度きめ細かくだったり、おおざっぱだったり、とにかく気負わず記しています。大陸と地続きのドラマはやはり面白い。国の価値観や盛っている部分はあるけれど、それを差し引いても、違う着眼点の発見があるからやめられません。最近は韓国ドラマより中国歴史ドラマを観ています。