王女の男 21~24(最終回)感想 ネタバレ注意

いや、良かったです。まさかの一応ハッピーエンド。こういうラスト、いいですね。それとラストの首陽も良かったです。ラストの話はのちほど。 21~22話は、チョン・ジョンが袂に持っていた檄文をうっかり落としてしまい処刑されることになってしまったくだりは、これまで絶賛してきた演出、脚本に?の思いでしたが、23~24話では期待を裏切らないラストでした。 まず、21~22話で首陽は「セリョンの記録を全て消し…

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王女の男 19~20話 感想(セリョン、再び父を脅す)

「縁を切ります!」と言って、セリョンが首陽の前で護身用の小刀を取り出したときはドキッとします。「え?また『命を絶ちます。』と言って脅すのかしら?でも、その手はもう使えないんじゃあ。」と思ったら三つ編みの髪ををカット。「親からもらった身体に傷を付けるのは気が引けますが」と前置きして。 そうそう、朝鮮王朝の価値観は儒教がベースなので髪の毛もひげも爪も「親からもらったから」と言う理由で伸しっぱなしだっ…

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王女の男 17~18話 感想(キョンヘ王女がチョン・ジョンに、ようやく「旦那様」と呼ぶシーンは感動物)

今回の見所は、セリョンが父とスンユの板挟みに苦しむシーンです。スンユが師匠のイ・ゲやチョン・ジョンらと首陽を打つ計画を知ってしまったから。スンユは兄貴分となったソクチュから「いっそ、あの女を連れて逃げろ。どこかで子を産んで暮らせ。」と言われ、セリョンからも「いっそ、私を連れて逃げて下さい。」と言われます。が、スンユが選んだ道は首陽を打つこと。ただ、イ・ゲとの再会がきっかけとなり、単なる仇討ちでは…

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王女の男 1~16話 感想(パク・シフの黒装束姿は、イ・ジュンギ演じた「イルジメ」を思い出す。)

このドラマ、観ようかどうか迷っていてこの記事にお越し頂いたとすれば、「どうぞ観てください。」と言います。話数は短く、時代背景も何度もドラマ化された年代ですが、非常にきめ細かい作りのドラマです。 余談ですが、このドラマを観ているとイ・ジュンギ主演でパク・シフも腹違いの弟役で出演していた「一枝梅(イルジメ)」を思い出します。確か、脚本も演出も監督も違う方だと思いますが、ドラマの大きな流れが何となく似…

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王女の男 15~16話 感想

セリョンの背中に矢が当たってしまったのですが、案の定セリョンは助かり間もなく普通に過ごしています。医学の発達していないこの時代に、ありえな~い・・のですが韓国ドラマではありがちなので、良しとしましょう。 さらに、スンユの周囲にはシン・スクチュ率いる部下らが大勢隠れているのですから、普通はスンユ、捕まると思うのですが、どこからともなく仲間二人が現われてスンユと一緒に逃げます。 セリョンは当然犯人が…

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王女の男 13~14話 感想(14話圧巻! 涙が出るシーン続出、首陽もすごい)

とにかく、自然と涙があふれます。主役は人気俳優パク・シフと、かわいい若手の女優さんセリョンのロミオとジュリエット的恋愛のストーリーですが、それだけじゃないのです。普通、若手の人気俳優をメインにしたドラマは、脇役の人たちがおざなりになりがち。けれども、このドラマは違うのです。特に首陽大君役の俳優さんは、さすがです。同時に脚本や演出もすばらしいから実力派俳優さんの演技やそれぞれの持ち味が光ります。 …

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王女の男 11~12話 感想 (上品からワイルドなスンユへ)

「お前は誰だ。首陽大君とお前を倒してやる!」セリョンの首を締め上げたスンユ。セリョンからはめられたと思っているようです。このときセリョンは、やっと本名を言いました。セリョンは「どうか必ず生きて下さい。私たちを倒しに来るのを待っています。」この台詞にセリョンの思いが込められていますね。たとえその言動が自分に対する恨みと憎悪でもそれが生きる力になるのなら、その方がずっといいという事です。 このあと、…

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プロフィール

名前:
ran
性別:
女性
一言:
主に歴史系アジアドラマ中心です。感想だったり、あらすじだったり、その都度きめ細かくだったり、おおざっぱだったり、とにかく気負わず記しています。大陸と地続きのドラマはやはり面白い。国の価値観や盛っている部分はあるけれど、それを差し引いても、違う着眼点の発見があるからやめられません。最近は韓国ドラマより中国歴史ドラマを観ています。