急展開します。
なんと、明月も記憶の一部を催眠術で失っていたのです。
同時に突如登場するのは、李謙と対照的なワイルドな汐月(せきげつ)国の将軍&明月の元カレ幼馴染の僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)です。
イケメンすぎます。若いころの要潤をワイルドに仕立てた感じです。そして目力がすごい。
名月はただのおてんば娘かと思いきや(あまりルックスはよくないかわいけど。)あんな元カレがいたとは。
見る目が変わります。
催眠術をかけていたのは兄の凱爾比(カイルビ)。政略結婚で妹が過去を忘れたほうが苦しまずに済むという配慮だったようです。少しは都合もあったでしょうけれど。
さて、このドラマは最近の中国歴史ドラマにありがちな、大けがしているのにケロリとしているエピソードがけっこうあります。
そして喬慧心(きょう・けいしん)が、いやな女過ぎてみているとストレスたまります。
李謙に自ら「側室でもいいからめとって」という意味のことを直談判するのですが、それを拒否されてもなお、しつこく李謙宅を訪れたり、まわりのうかがったり。とどめは明月が具合が悪い李謙に半日がかりで作った汁物を、床に落として阻止。
ところがこの喬慧心を好きなのが李謙の腹違いの兄、李旬なんですね。この李旬は、李謙より出来が悪いんですねえ。
出来が悪い→頭があまりよくない→多分母親の身分も元はあまり高くない。(李謙の母の身分は不明。現時点で皇后がいない)→だけど長子である・・で、自然に任せていれば仮に李謙が即位すると、命を狙われる危険もあるでしょうね。このドラマではそういうことはないだろうけど、普通はそうなります。だから李旬は難しい立場であり実は大変なのです。そして喬慧心が好きなんだけど、まったく見向きもされない。