明成皇后(ミョンソンこうごう)韓国ドラマ 48~62話 感想

明成皇后(王妃閔氏)との大院君とのバトルが本格化。
第1戦は王妃の勝利。

王妃に味方したのは大院君の兄でした。
ただ、この人は確固たる考えがあって味方しているわけではなく、ただこっちのほうが得そうだからというもの。
同時に王の叔父であるにもかかわらず大院君に相手にされていなかったので、不満を抱いていたんでしょうね。
ただ、この人はドラマでは道化役のポジションです。

第1戦のバトルでは、まず王が親離れすることが肝心でした。
そこで王妃は崔益鉉の上訴を利用するんですね。
それをきっかけに大院君は失脚して10年間、王宮に入ることがなくなります。

さらに永保堂李氏は王子の成人(といっても9歳)で出宮を機に
別住まいで宮廷外に出されてしまいます。
この件について、のちに王妃は
「嫉妬で李尚宮を追い出した」
と言っています。

しかも永保堂李氏が産んだ王子はその後
はしかにかかり急死して永保堂李氏はショックのあまり失語症になり
亡くなってしまったとか。

この件について巷では王妃が毒薬を王子に送ったと噂されていたそう。
ナレーションでは「ありえない」と言っていますが
あながち嘘ではない気も。
一方、王妃は産んだ子供は世子以外死んでいます。
世子も死にかけましたが何んとかふんばりましたが。

このあたりは王と王妃が血縁が近いからか
(王の母が王妃の叔母か?)
もしくはそれこそ大院君あたりがひそかに毒をもっているのか?
とかんぐってしまいますが・・。

その後、王妃はようやく男児を産みます。
ところがまたしても問題が。
なんと生後間もなく水ぼうそうにかかります。
幸い完治しますが、病弱なので療養を理由に王の叔父の家に預けます。
その際、ひそかにアメリカ人の医師に診察をさせます。
このときホン尚宮が応対しますが医師の答えは
「病気がちだが特に悪いところはない。長生きしますよ。
ただ、もしかすると子を作れないかもしれない。
ただ、先のことはわからないし様子を見ないとわからない。」
といいます。

王妃と大院君が一度手を組みます。
それは王妃の母(と、いとこの兄?・王の母の実弟)が大院君の手下に
爆死させられています。

さすがの大院君はこのことで気がとがめたのかどうか・・
王妃の手紙に応じ、王妃が産んだ子を世子にする助っ人をするのです。

2~3年後、王妃はそのあと、ひそかに典医に診察させると同様の答え。
このとき医師は死を覚悟します。
実際、ホン尚宮の兄はころそうと待ち構えていたのですが
ホン尚宮が首を振り止めます。

さて、60話あたりで驚きの何気ない王妃とホン尚宮の会話です。
ホン尚宮はどうやら、王妃が輿入れする前に王と床を共にしたことがあるようです。

王妃が何気なくホン尚宮に尋ねると
ホン尚宮は答えずらそうにして、でも否定していないのです。

ホン尚宮は王妃より年上なのは明白ですが、推測では李尚宮と同じくらいなのでしょうか。
とすれば十分ありえます。

それにしても不思議なのは、李尚宮は高級の地位がありましたが、
チャン尚宮は王子を生みながら尚宮どまりです。
チョン内人もそのままの階級で当初尚宮ですらありません。
するとチャン尚宮にいじめられていると知って王妃はしれっと「尚宮にしてやろう」
といいますが、そもそもそれでは地位が低すぎ。

王妃のうわさはいろいろあるようですが、ドラマの通り高宮の地位を与えられていないとすれば
これは王妃の権限なので、こういうことでしょう。やはり王妃はかなりきつい人だった可能性があるかもね。





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ran
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一言:
主に歴史系アジアドラマ中心です。感想だったり、あらすじだったり、その都度きめ細かくだったり、おおざっぱだったり、とにかく気負わず記しています。大陸と地続きのドラマはやはり面白い。国の価値観や盛っている部分はあるけれど、それを差し引いても、違う着眼点の発見があるからやめられません。最近は韓国ドラマより中国歴史ドラマを観ています。