銀雪が男性主役なのに、あまりこれと言ったエピソードもないまま、弱りっぱなしでカリスマ性がないんです。
玉自寒が絡むエピソードは割とおもしろいのですが、中盤は暗夜羅との密約で足が治った玉自寒が、どうも暗夜羅がたどった道を歩みそうな予感。というのは、歌児から婚姻を断られて以後、兄を死刑に追い込むことに、あまり抵抗を感じていないからです。まあそれは自分が受けたことを考慮すれば普通は当然ですが、それにしてもキツイ性格になった節目です。
なぜ戦楓の両親の回想シーンがないのかと思ったら、歌児と実母がそっくりだからなんですね。
そして歌児の実母を愛していたのは暗夜羅。
戦楓と歌児の両親は逆だったというオチ。
烈明鏡(れつめいけい)が自分の息子を犠牲にしつつも歌児を暗夜羅の執着から守るためにしたこと、とか。
でも暗夜羅が歌児をひと目見れば気付くと思うんですが、これはどうなの?
戦楓は事実を知って、ショックを通り越して心が晴れた模様。
で今度は暗夜羅を超えるワザを銀雪の指導の下特訓を始めてます。
銀雪と歌児の愛のエピソードの薄さを補うかのように、雷驚鴻と刀冽香のエピソードが多いのですが、正直これはあまり興味がないんですよね。
実は39話でだいぶきつくなってきたので、(おもしろくない)いったん別の映画やドラマを観ています。
登場人物
銀雪(ぎんせつ)ヴィック・チョウ 烈明鏡に旧友、謎の絶世の美男子
烈如歌(れつじょか)/歌児(かじ) ディリラバ
戦楓(せんほう)チャン・ビンビン 烈火山荘の荘主・烈明鏡の一番弟子
玉自寒(ぎょくじかん)/静淵王(せいえんおう)リウ・ルイリン 烈火山荘の荘主・烈明鏡の二番弟子、如歌の兄弟子
雷驚鴻(らいけいこう)チャン・ホー 江南霹靂門の御曹司
刀冽香(とうれつこう)ダイ・スー 天下無刀城の娘
暗夜羅(あんやら)ライ・イー
艶娘(えんじょう)ゴン・ベイビー 江南霹靂門門主の妻、雷驚鴻の義母
烈明鏡(れつめいけい)シャオ・ロンション 烈火山荘・荘主。烈如歌の父