独孤伽羅~皇后の願い~ 第40~49話感想


独孤 伽羅 ・・主役
冬曲・・伽羅の侍女だが元は裕福な家柄の娘で計算が得意で頭がいい
独孤 般若 ・・伽羅の姉
春詩・・般若の侍女
独孤 曼陀 ・・般若、 伽羅の腹違いの姉妹母は側女
独孤 信・・八位柱国大将軍、孤般若、曼陀、伽羅の父
楊堅…楊忠の息子
宇文護…太師、 般若の元カレ
清河郡主…宇文護の妻
哥舒…宇文護の部下
宇文覚…皇帝、20話で退位させられる
宇文覚の妃
宇文毓…寧都王、宇文覚の腹違いの兄、20話で帝位に就く
宇文?…輔城王、 伽羅を愛する
李昞…隴西郡公、曼陀の乳母の計略の手違いで曼陀が嫁ぐ
李澄…李昞の長男、伽羅と婚約するも曼陀の件で破談


主役?の 伽羅の存在感が薄い分、濃いキャラの 曼陀がまたまたドラマを盛り上げてくれています。
この人、この間、いっとき良い人になりかけていたんですけどね。
楊堅や伽羅を助けに行ったり、伽羅への誤解が解けそうな一瞬もあったのにね。
ただこの人、全てを悪い方に解釈して(性悪説》よりの解釈をしちゃうんですよね。
たとえば伽羅たちが曼陀 に会いに行こうとしていたのですが、李昞が曼陀を軟禁していたので、
その事実が伝えられなかったのです。それを「会いにも来なかった」と恨んでしまうんですね。いやはや。
「相手にも事情があったのだろう」と考えない。
実はこういう思考回路とそっくりな人が知り合いにいたので、「なんだか似ているなあ」と思ったのでした。
自分から折れるということがないんですよね。

宇文護って皇帝にはならなかったんですね。
宇文毓の死後、宇文ヨウが皇帝になり、十数年経過。
宇文毓は1年少ししか帝位にいなかったみたいですが、「体が弱い」とされていた宇文ヨウは結構在位期間が長め。
宇文ヨウが宇文護暗殺に成功しています。
ドラマ蘭陵王で宇文ヨウは晩年毒に侵されたため死亡した流れで宇文護は年配者。(あんまり記憶にない)


さらにその直前、宇文護は楊堅を暗殺しようとしますが、麗カが般若との間に生まれた娘だと知って断念するんですよね。

ちなみに楊堅は敵から目をくらますために女装しているのがちょっと見どころ。
あとは伽羅 が男装していますが、これはもう笑うしかないです。
どう見ても女だし小柄すぎるし、色が白過ぎ。
このドラマの伽羅 は、楊堅が寄り添ってきても真面目な顔で突き放す感がどうも違和感あります。
それから宇文ヨウは伽羅 一筋なのはわかるとして、伽羅 は「兄みたいな気持ち」のはず。
が、終盤は兄以上の思いがあるようにも見えてどうもスッキリしません。

邦題は「独孤 伽羅」なのでそのつもりでドラマを観ると違和感があります。
でも原題は「独孤 天下」なので、そう思って観ると、「なるほど」と思います。
般若は期間は短いけれど皇后になり、産んだ娘が宇文ヨウの息子、皇太子の妃(皇太子妃)です。
伽羅は隋の初代皇后ですね。
曼陀 は李昞の死直前に男女の双子を産んでいます。
この人はこれからどうなるのか知らないので見どころ。

曼陀の侍女も王氏もなんでこんなに性格濃い人に付いているんだろう。
それだけが小さな謎です。
今さら一人で生きるわけにもいかないから運命共同体ってとこでしょうか。

ちょっとググってみたところ、曼陀が産んだ男児は李淵なので、
「もしかして唐の初代皇帝か?」
と思ったら、そのようです。
ただし名前、曼陀というのは架空らしい。
でも独孤家の女性だというのは本当らしい。

元貞太后という人が、曼陀にあたる人物のよう。
この人はあの後も執念ですね。
唐を建国した李淵の母なんですね。


隋や唐の皇帝のことは注目されてるけど関連の女性や背後の家はあまり注目してなかったかも。
でも長きにわたり北周、隋、唐の背後にあるのは独孤家なんですね。


そういえば唐の則天武后は即以後、国名を周に変えましたよね。
これって李家がおさめる唐が楊家、もしくは独孤家がかかわる北周に逆戻りした感がありますね。

則天武后は武家なので、家柄は違う名前だけど。
実際、則天武后は実の息子らが母が牛耳るのでは李家が乗っ取られてしまうと危機感を抱いていました。

単に歴史のなかで支配勢力が入れ替わったとみなしがちだけど、よく見ると支配している家の関係性もいろいろありそうです。

あと6話あります。
それではまた。

プロフィール

名前:
ran
性別:
女性
一言:
主に歴史系アジアドラマ中心です。感想だったり、あらすじだったり、その都度きめ細かくだったり、おおざっぱだったり、とにかく気負わず記しています。大陸と地続きのドラマはやはり面白い。国の価値観や盛っている部分はあるけれど、それを差し引いても、違う着眼点の発見があるからやめられません。最近は韓国ドラマより中国歴史ドラマを観ています。