セックス・アンド・ザ・シティ 全話感想

今さらですが全話視聴しました。ネタバレあります。
1998年から2004年にかけてアメリカで放送されたドラマです。
20年~26年前のドラマですが全く古さを感じません。
話題になっていることは知っていましたが、見たことがなかったんですよね。
やっぱり評判のドラマは面白いです。
原作は週刊ニューヨーク・オブザーバー(という雑誌か新聞か不明ですが)に連載していたコラムです。原題は「セックスとニューヨーク」で同名の書籍のようです。
ドラマは一話完結式で一話が20分くらいなので見やすいんですよね。
しかも初めにテーマが掲げられ、それに沿った実例みたいな流れでドラマが進みます。
ベースにあるのは語り手の主役であるキャリーですが、3人の友人たちのストーリーも同時進行します。
タイトルでご想像の通り下ネタが満載です。けれども不思議に下品ではなく冷静に客観視して見られます。
4人の登場人物の女性らは一見、社会的にはそこそこ成功しているかに見えます。ですが実際は日々、細かな失敗やジレンマを抱えながらも毎日を懸命に生きています。彼女らの姿を見ると「私だけじゃないんだ」というように共感と安堵する気持ちで見られるかも。4人の性格が違う女性が出ているので「私は誰タイプ」と想像しながら見るのも楽しい。
シリーズは1~6までありますがキャリーがずっと愛していたのはビッグなんですよね。ビッグというのは仮名で、テレビの視聴者にさえ名前や立場が明かされていません。もちろんドラマですからフィクションが織り交ぜられているのですが、ビッグもキャリーを愛しながらも結局は求婚をしなかった事情が彼の社会的立場にもあるのでしょう。
最後はキャリーをパリに迎えに行っていますが、かつてビッグがパリ行きをキャリーに同行させなかった理由がシーズン6でやっとわかった気がしました。ビッグはキャリーがニューヨークでしか生きられないことを悟っていたんですね。キャリーがニューヨークを離れパリで暮らすことが無理だとわかっていたから何も告げなかったのでしょう。ただ、ここで別の女性と婚約をしてしまったわけですが。(キャリーと不倫の形になり結局離婚)最後にビッグが死んでしまうのではないかとハラハラしましたが、最後はハッピーエンドで良かったです。
最後はキャリーは38歳です。38と言えばちょっと昔なら子供がかなり大きい年齢でもう落ち着いています。ですがこのドラマではまだ20代の女性の様です。悪く言えば子供っぽい。よく言えばいつまでも純粋。ドラマを見ているとキャリーという女性は根が優しくて情にもろいということがわかります。同時に自分の気持ちにピュア過ぎて割り切りが下手なのかもしれません。けれども一瞬たりとも飽きることなく面白く一気に観たドラマです。最近、韓国ドラマや中国ドラマに飽きている感があるのでしばらくはアメリカのドラマを見てみます。