(映画)シャーロック・ホームズ (2009年版)感想

ミステリー(推理物)なので、もっと淡々とした映画と思ったら違っていました。アクションあり笑いあり多彩です。画像は想像以上に奥行きが深いですね。時代が1890年ということですから現在からさかのぼると128年前です。日本で言えば明治時代です。日本ではイギリスの様々な影響を受けた物がたくさんありますね。建物、服装などなど。夏目漱石もイギリスで過ごしていますし。そのせいか外国なのに日本の古い時代を見ているような不思議な感じがします。親近感が沸くような。また、イギリスと言えばハリーポッターを思い出します。この映画に登場する悪役はブラックウッドという名前。ハリーポッターの悪役?もヴォルデモードという名前です。という敬称が付くのは諸説ありますが、イギリスでは貴族につけるとか、単に相手に対してつけるとか、国によっては明確な地位に限ってちけるとかいろいろあります。よくわかりませんが、ほどほど地位が高い男性に付ける敬称とザックリ解釈しています。だいたい明治当たりのミステリー小説に出てくる紳士っぽい悪役に卿の敬称を付けるイメージがありますね。シャーロック・ホームズのキャラは古畑任三郎風です。いえ、古畑任三郎がシャーロック・ホームズを意識して作られているんですけどね。そちらはそちらで魅力がありますが。この手の作品はアクションなどがそこそこありながらも、最悪の目を覆う様なシーンがないのがいい。安心して見ていられます。シャーロック・ホームズが伝えたいことは「どんな不可思議なことも、ふたを開けてみれば単純なことである。この世に不可思議なことなどない。ただ、私たちの思い込みが邪魔をして気付かないだけだ。」というところでしょうかね。そして素晴らしい洞察力がありながら、それを少しもひけらかさず、淡々としている様がまたいい。