琅琊榜(ろうやぼう)-麒麟の才子、風雲起こす 全話見終えた感想①

琅琊榜(ろうやぼう)ロスですな・・

さて、その隙間を埋めるべく、前回の記事に補足します。

 

最大の悪役、夏江について


夏秋、夏春の死を聞いて


これ以外と気付いていない人が多いと思います。この方々は杖刑の最中に死んでいます。ケンキョウシが捕まった時、夏江は首謀者なのでまだ処刑されていませんでしたが、「部下の二人は死んだ」とモウシだったか、梅長蘇だったかが夏江に報告しました。天牢に捕えられている夏江は身動きできないので、外部に側近の部下が生きていることが頼みの綱であったのでしょうが、その望みが絶たれたことなのか、それとも人間としての情なのか不明ですが、とにかく報告を聞いてこれまでないくらいに茫然としていました。この呆然とした姿は夏江の良心だったらと願う限り。呆然とした姿は、最愛の愛弟子の死に呆然としたのだと願いたい。でも、そうなると夏冬が死んでも構わないと思われたエピソードがあったので、どうかな?と思えるのですが。それとも夏冬は最後に裏切る(というか、13年前に実は夏江が行ったことにより夏冬の夫を死なせている〈実は生きていたけれど〉ので、既に夏江の方が先に夏冬を裏切っているのです。)

ただ、仮に次回作があるとすれば、この二人「実は生きていた」となる可能性があるかも。出ないと夏冬に恨まれるよ。

夏江の妻と息子


夏江の妻と息子は終盤に現れます。言ケツのセリフから、夏江の妻は聡明で心も優しい女性であったことは察していましたが、実際はそれ以上でした。「息子は死んだ」と聞かされて夏江は絶望したのですが、実は生きていたのです。夏江が捕えられ、処刑されるであろうことが明白な状態にあることを知り、息子を連れて都を訪れます。目的は夏江の最期の前に対面させ、夏江の処刑後の亡骸を息子に埋葬させること。「夏江の罪は重く許しがたいが、血縁の情と父と息子であるという事実は別」と、妻は息子に夏江に礼をさせます。けれども夏江の罪を許してはいないし、情に流されぐらつく様子もありません。妻&母親の鏡ですね。

夏江と骨族のセンキ公主との恋愛


この二人の間に生まれた子供が存在するかと思いきや、いませんでした。代わりにいきなり後半になってセンキ公主の姉と梁帝との間に生まれた息子が誉王(よおう)・・というエピソード。センキ公主という名前は何度も出てきましたが、後半になっていきなりその姉・・というのは不自然。もともとは誉王(よおう)の母はセンキ公主としたかったのかも?

誉王(よおう)の母がセンキ公主・・だったら面白かったかも。もしそうなら、梁帝は、利用するためにセンキ公主に近づき、誉王(よおう)が生まれた。夏江はセンキ公主を好きで少なからずひそかに交流があったが、梁帝に奪われた。それとキ王がケンキョウシを封鎖しようとしていた。そこでセキエイ事件の発端になった・・ようなだったら納得なんだけど。ただ、こういうエピソードにすると54話では納められなかったかも。夏江とセンキ公主のつながり具合の表現が今一つ弱い気がしました。

誉王(よおう)について


シンハンジャクと誉王(よおう)の関係


シンハンジャクは、誉王(よおう)の策士でしたが、はじめ、側女でもあるのかと思っていました。しょっちゅう、誉王(よおう)の肩をもんでいましたから。

ただ、あんまりそれ以外は、さらりとしていたので、そうでもなかったのかどうか。ただ、誉王(よおう)の正室の妃が、ときどきシンハンジャクと誉王(よおう)を見てイラついている様子が見えました。

ところが誉王(よおう)が謀反を起こし双方とも捕えられた段階になり妃が「お腹に殿下の子が!」と。(ありがち)

最期に誉王(よおう)はシンハンジャクとのつながり感は全く無いようで、普通に妃と普通の夫婦のように「妃とお腹の子を守ってくれ!」と叫んでいましたね。

何だかんだで、登場人物中、この人が一番普通の人間って感じでした。

もっとも、当初は公金横領したり、民を犠牲にしてまでも建物を爆破させたりと問題はありましたが。なんか憎めないキャラでした。

 

庭生を登場させた謎


庭生をわざわざ登場させた理由がわかりません。あるとすれば自作があるとすれば、後の火種にするためか?自作があるとは限らないし、延長するときや、何か事情があってストーリーを変える時の予備エピソード予備軍なんだろうか?

普通に考えれば庭生の存在は皇帝になった元靖王(せいおう)からすれば、脅威です。なんといってもセキエイ事案の再審で正式にキ王の無実が証明されているのです。ただ、皇族として認められるには出生時に他の皇族の証明がいるとかなんとかで「庭生は皇族に戻れないだろう」と靖王(せいおう)と梅長蘇が会話しています。でもそうかな?前例がないだけなので、靖王(せいおう)が皇帝になったのなら、重臣との協議で可能なのではないかと。だとすれば庭生が靖王(せいおう)の皇太子になってもおかしくないということになるし、そもそも靖王(せいおう)ではなく庭生が皇帝になってもおかしくない流れになる。靖王(せいおう)皇帝が気に入らない人が庭生を持ち上げないとも限らない。梅長蘇は靖王(せいおう)に庭生を養子にするように暗に提案して受け入れた靖王(せいおう)ですが、靖王(せいおう)の長子より年上なのも危ない。

梅長蘇がひそかに逃がした誉王(よおう)の身重の妻


靖王(せいおう)は梅長蘇を林殊と知らなかった時、何度も梅長蘇を疑っていました。この猜疑心は父の梁帝とそっくりなのではないでしょうか。

もし、続編が出来たとすれば、庭生が火種になるだろうな。

それから梅長蘇がひそかに逃がした誉王(よおう)の妃もね。その妃の子が生まれれば骨族の皇族の血を引く者としてシンハンジャクあたりが持ち上げそう。その子に誉王(よおう)が死んだ経緯を悪い風に吹き込めば恨みと復讐心を抱かせるよね。

 

「実は生きていた」となりそうな人物、謝玉(しゃぎょく)


この謝玉(しゃぎょく)は「実は生きていた」とひょこり出てくるのだと思っていました。謝玉(しゃぎょく)の遺体を引き取りに行った実子の謝ヒツがまだ戻っていませんし。

謝玉(しゃぎょく)は戻ってきて梅長蘇にどういう感情を抱いているか、ですが、この人は本当は割と常識人なのではないかと思っています。リヨウ長公主も、結局は夫婦の情があるみたいでしたし。

リヨウ長公主・・終盤、松居 直美に見えました・・

 

まだまだあるけれど、今日はこの辺で

プロフィール

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ran
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一言:
主に歴史系アジアドラマ中心です。感想だったり、あらすじだったり、その都度きめ細かくだったり、おおざっぱだったり、とにかく気負わず記しています。大陸と地続きのドラマはやはり面白い。国の価値観や盛っている部分はあるけれど、それを差し引いても、違う着眼点の発見があるからやめられません。最近は韓国ドラマより中国歴史ドラマを観ています。