琅琊榜(ろうやぼう)-麒麟の才子、風雲起こす-「対峙」38話あらすじ・感想

今回の見どころ

梅長蘇と夏江の心理戦のような延々と続く対話のシーンは見どころです。一言一句がそれぞれ含みがあり、ちょっとしたしぐさ、一瞬のシーンが重要な意味があるような気がするので、一瞬たりとも目を離せません。

いつもは落ち着いた雰囲気の梅長蘇ですが、今回、夏江と対話しているシーンでは、なぜか「若さ」を感じました。「あれ、この人って実は若いんだ」というような。

おそらく、梅長蘇は夏江との対話で、カギとなる夏冬が皇帝に証言するまで時間稼ぎをしているのですが、「間に合う?」「間に合わない?」とハラハラします。

最後に独断のネタバレ予測有ります。(当たるかどうかはわかりません)ご注意ください。

あらすじ

梅長蘇は夏江に洗いざらい全てを告白します。まるで勿体付けた風がなく、開き直ったかのように話します。しかし夏江はバカではないので、梅長蘇のその裏をさぐろうとします。

時に梅長蘇の手の甲のツボを押して梅長蘇が「ううっ」と苦しむシーンが一時あります。夏江はやろうと思えばいつでも力づくでどうとでもできます。けれども梅長蘇は「私も江湖ではそれなりに名が通っている。私をどうにかすれば、江左盟(こうさめい)の者がずっとあなたの命を狙うだろう」と言います。

「夏江がかつてキ王がケンキョウシの廃止を皇帝に申し出たので陥れた」と梅長蘇は指摘します。そして「キ王が即位すれば、ケンキョウシは廃止される。しかしキ王なら夏江を善処しただろう。しかし、靖王(せいおう)は違う。だから靖王(せいおう)に即位されたくないから誉王(よおう)を選ぶのだろう」と続けます。

夏江は「何が目的で都に来た?必ずあばいてやる」とくぎを刺します。

夏江は梅長蘇に解毒薬を飲まなければ7かごに死ぬという薬を飲むように提案します。ここを出ても皇帝への証言次第では解毒薬を与えない。夏江が納得すれば解毒薬を与える。そういいます。「どうやってそれを信じるのだ?」と尋ねると「私を信じるしか道はないのだ」と答える夏江。

梅長蘇はしばらく考えた風でしたが「やはり飲むしかないようです。しかしいくら何でも、せめて自分で飲ませてください。」と自分の口に入れかけましたが「苦いんですか?」と言いながらまた口から出してテーブルの上に置きます。

そのころ、言ヨシンは動き出していました。紀王を訪問して浮かない顔をして現れます。「実は」と人払いをさせた後人相書きを広げ「この間、宮羽さんのところで見た夏冬さんが連れていたのは、どうやら強奪された罪人のエイソウのようです。」

紀王は「なに?それは皇帝に報告しなくては」とすぐさま皇帝を訪問します。紀王が皇帝のいる宮殿の門をくぐったのを見届けると、シンケイが「モウ大統領に伝えろ」と動き出します。

皇帝は「夏冬がエイソウを1月5日に連れていただと?」

皇帝はモウシを呼び、「迅速にひそかに今すぐ夏冬をここに連れてくるのだ」と命じます。

夏江は梅長蘇に一瞬のスキを見てテーブルの上の毒薬を強引に飲ませました。

そのころ、梅長蘇と夏江の前に夏冬があらわれます。「いつからいた?」

「師匠が興奮しだしたころからです」

「なぜ、牢を出られた」

「兄弟子らが出してくれました」

夏冬はひざをつき「ケンキョウシは正しい事のために存在するのではなかったのですか?解毒薬を与えて下さい。」と懇願。

夏江は拒否して夏冬を弟子に連れて行かせます。すると外に出たところに、モウシが「勅命で夏冬殿を参内させる」と。

参内した夏冬は皇帝からの質問にはじめは「夫の墓参りに行っていた」と言いますが紀王が証言しているというと「エイソウを連れていた」と告白します。

 

感想

キ王、回想シーンですが初めてみました。

キ王と靖王(せいおう)。どっちも正義感が強いのですが、キ王は割と融通が利く性格で、靖王(せいおう)は生真面目なので融通が利かない。だから仮に即位すれば夏江にとってキ王よりもっと靖王(せいおう)は脅威というわけですね。

梅長蘇は多分、毒薬をすり替えていますね。だから毒薬を飲んでいないでしょう。口に入れかけて出した時あたりにすり替えたような気がします。

それにしてもこのドラマがフィクションだからか、その時代はそういうものだったのかわかりませんが、普通、罪人が出ると家族も同罪で妻と女家族は奴婢に。男は処刑だと思うのですが、このドラマは違うようですね。