琅琊榜(ろうやぼう)-麒麟の才子、風雲起こす-「友との別れ」26話あらすじ・感想

あらすじ

シン・ハンジャクは四姐に「ある男を落として欲しい」と頼みます。四姐は初め、「あなたももう足を洗ったほうがいい」と言いますがハンジャクの説得の根負けして「これが最後」という約束で頼みを承諾します。四姐に依頼した男とは梅長蘇の屋敷に出入りしているトウ・ロという野菜売りの冴えない男でした。ハンジャクは「あの男は怪しい」というのです。

一方、ショウ・ケイエイは南楚の父が重い病だというので妹にあたる宇文念とともに南楚に行くことになります。途中、言ヨシンが見送りにきます。東屋で梅長蘇はケイエイが通るのを待っていました。声をかけて「今回の事はすまなかった」と言います。ケイエイはすこしも梅長蘇に恨み言を言わずに去りました。しかし梅長蘇が最後にもう一声かけた時実はケイエイの顔は少し険しいように見えました。

皇帝の誕生祝には誉王(よおう)も皇太子も貴重な祝いの品を送ります。靖王(せいおう)は梅長蘇の提案で性能の良い弓を贈ります。最近、皇帝から直々に防巡営を任せられたのでいつもと同じ祝いの品では誠意を表せないというのです。皇帝は弓に特にこだわりがあるわけではありません。だから梅長蘇の配下の男は「もったいない」というのですが、靖王(せいおう)は普段皇帝の元に出入りをしていないから皇帝の趣味を知りようがない。更に高価なものを贈る俸禄があるわけではないので、大事にしている弓を贈るという誠意を見せることが肝心だと言います。

その日の夜、皇帝は久しぶりの酒と宴で疲れたのか熱を出して寝込んでしまいます。静妃が皇帝の献上する飲み物を用意していると靖王(せいおう)が来て珍しく細やかな知識をさりげなく口にします。静妃がなぜそんなことを知っているかと尋ねると靖王(せいおう)は「梅長蘇が注釈を書いた旅行記に書いてあった」と答えます。静妃は「その本を読んでみたい」と言います。靖王(せいおう)は「数日ならいいが、実は梅長蘇が貸すときにちょっとためらっていたから、数日だけに」と言いつつ持参する約束をします。

梅長蘇はモウ・シに、「その本には二文字だけ画数を減らした文字で書いてある。それは母の幼名だ。だからためらったのだが、靖王(せいおう)が母の幼名を知らない。だがやはり気にかかるのだ。出来るだけ早く返してもらえるように段取りを頼む」と言います。

野菜売りのフリをしているトウ・ロは、街角で若いみすぼらしい格好の女が倒れているところに居合わせます。もちろん、その女はあの四姐です。街の者たちが女を囲み「どこに行くところだったんだ?身寄りは?」など質問をしています。周りに人が集まっていたので、トウ・ロは気に掛けながらも立ち去ろうとします。ところが「おい、お前の家の隣が○○おばさんの家だっただろう。連れて行ってやれ。」と誰かがトウ・ロに声をかけます。「若い女」はこれから知り合いのところを頼っていく途中、空腹で倒れたという設定です。

感想

一見、平静を装っていた蕭景睿(ショウ・ケイエイ)ですが、実は最後の去り際の表情が本音を表していますね。英雄はたいてい親元や故郷を離れるというのが定番です。蕭景睿(ショウ・ケイエイ)の今回の旅立ちは、まさに後に南楚の脅威となるべき男の出立の様な気がして仕方がありません。

梅長蘇は配下の男に「ケイエイが南楚で大変な目に遭わないように、江左盟(こうさめい)の物を密かにつけてやってくれ」と命じていました。あれはその言葉通りが半分、実は警戒しているがための監視目的半分の用が気がしますね。

梅長蘇はケイエイから仕返しされるような気がしてしょうがありません。

トウ・ロのことは梅長蘇が見越しての事の様な気がするのですが。前にハンジャクのことを「使えるコマ」と言っていたし、トウ・ロは情に流されやすそうだし、今回の事想定内なんではないでしょうか。

プロフィール

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ran
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一言:
主に歴史系アジアドラマ中心です。感想だったり、あらすじだったり、その都度きめ細かくだったり、おおざっぱだったり、とにかく気負わず記しています。大陸と地続きのドラマはやはり面白い。国の価値観や盛っている部分はあるけれど、それを差し引いても、違う着眼点の発見があるからやめられません。最近は韓国ドラマより中国歴史ドラマを観ています。