九家の書 第11~12話 あらすじ、感想

あらすじ

「チョンジョを連れて逃げてくれ」

膝をついてテソはガンチに願います。

ガンチは、テソの頼みを受け入れることに。

無形同館の師匠は、ガンチに尋ねます。

「もし、テソやチョンジョがお前の本当の姿を知って受け入れなかったら、どうするんだ?」

「家族なんだ。そんなはずはない。」と答えるガンチ。

しかし、テソはグァヌンに脅されていました。

ガンチにチョンジョを連れて行くと見せかけてテソにガンチを殺害させ、そのあとテソも殺す計画でした。

しかし、妓楼にやってきたグァヌンに命をかけてチョンジョを守ろうとする行首。

グァヌンが刀を振り上げたところにガンチが現れチョンジョを連れて逃げます。

そしてヨウルとの別れ。

しかし、逃走中にテソとグァヌンの手下と顔なじみのごろつきに見つかります。

そして腕輪を着られるとガンチは神獣の姿になり、テソの胸元をひっかいたためテソが倒れます。チョンジょは兄が死んだと思い錯乱して石をガンチに向かって投げ「来ないで」と拒否します。

ガンチは無形同館に着て「ヨウルに話がある」と神獣の姿で現れると、タム・ピョンジョンは「私がガンチを斬る」と向かってきます。

しかしそこにヨウルが現れガンチの手を取りました。

するとガンチの姿は元の姿に。

腕輪も戻したガンチは、師匠から「お前は何になりたいのだ?それが重要だ。」と問います。

ガンチは「人間になりたいです。」と答えます。

そのころ、チョンジョは「私と初夜を迎えなければテソを明日処刑させる」と脅したのでついにグァヌンと夜を明かします。

テソにその事実を見せしめると、テソはタム・ピョンジョンに悔しい気持ちを語っていました。ガンチはテソの前に行き、「顔を見ろ」と言い、何度かテソに殴られますが遂に暗示が解け二人は和解しあいます。

一方、チョンジョは行首の元に行き「芸妓になります」と言います。

感想

こうやって、適当な文章にすると全然、このドラマの良さが伝わらないのですが、良いドラマです。

イ・スンギも最初は慣れなかったのですが、華麗なる遺産の時同様、最初は?な印象だったのですが、回が進むにつれて単なるアイドル役者ではない、実力と本人の持ち味が役に合っていると感じます。

同時にヨウルの透明感、グァヌンのいけ好かない悪人っぷり、(でも彼なりに辛い過去を持っていそう)タム・ピョンジョンの落ち着きのある中にも葛藤と罪悪感、イ・スンシンの独特の貫禄と重みのある雰囲気。

特に12話で、ガンチに支障が問いかけるセリフは、そのまま普通に人間として暮らしている自分にも一言一言突き刺さる重みのある深い言葉でした。

私はファンタジー物は苦手なのですが、このドラマは、良いです。単にふわふわしているだけではなく、生きるってかなり辛い現実が誰しもあるものだけど、自分がどう生きたいのかが大事だよ~という深い部分を自問するきっかけになりますね。

皮肉にもヨウルとチョンジョの狭間に揺れている風(無意識で)のガンチでしたが、グァヌンの悪どさがきっかけになり、誰が一番自分を認めてくれているか、ということが分かった感じでしたね。ただ、チョンジョは、兄が死んだと思って石を投げたという面もあると思うので、一概に言えないのですが、グァヌンとああなってしまったので、ストーリー的にはガンチとくっつく可能性はもう、ないのでしょう。