このドラマは主役の武則天は3人で演じられます。少女時代から皇后に即位した辺りが18話だったかな。この最初の女優さんは、すごい美人というわけではないのですが、14歳から推定30歳くらい?を良く演じています。注目すべきは武則天がまだ側室だったころの皇后です。どこか人間味ありありで、ちょっと絶妙なコミカル感がみどころ。かとうかずこさんに似ています。
悲惨さ一変じゃないあたりが絶妙です。例えば冷宮に幽閉されてひ残飯みたいなご飯をがっつくシーンとか。それでも形勢逆転と見るや否や、凝りもせず威圧的な態度を取ったり。結局のところ、この皇后は政治的な事情にたまたま翻弄されただけの人なんですよね。運が悪かったですね。子供を産めなかったことが一番悲劇でしたね。
武則天は25話の時点で6~7人産んでいるみたいです。でも前帝との間には子供がいないので、側室というのは身分だけだったのかもしれませんね。25話辺りで武則天の実の姉が亡くなりますが、この韓国夫人、素朴な疑問ですが実の息子と皇太子はほぼ同年齢ですよね。で、皇太子を実の息子みたいに扱ってますが、もしや息子を入れ替えたなんてことはあるんでしょうか?今のところ、そんなどんでん返しはないみたいですが、25話あたりで韓国夫人の実の息子がチラリと出ます。
そして魏国夫人も韓国夫人の娘ですが、二人も実子が宮廷外にいるのに、通いでもなく宮廷に住んでいたのは???ドラマの抜けなんでしょうかね。結局のところ、気が弱い優柔不断な皇帝でも、皇帝は皇帝なので、どんなに優秀な皇后も、結局は若さを失うほどに、夫の愛もつなぎ止めるのが大変な様子が描かれています。
中年期の武則天は超美人の女優さんです。皇帝も俳優さんが変わります。まあ普通。魏国夫人というあらたな若い娘(韓国夫人の実子)が登場します。初代武則天が演じた14歳時代と比較して、演技は物足りない感じ。まあ、普通はこんな感じでしょう。
全体の雰囲気はお金がかかってるわりにちょっと退屈感があります。目の保養にはなるし、複雑なエピソードはなく武則天の視点で改装するような心の声が時々登場します。
それにしても男性は英雄と言われるのに、女性が即位すると悪女になるのはなぜ?そもそも武則天という人物は本当に存在したのでしょうかね?この時代、アジアでは各地で女性が即位しているからです。女性が即位した時代というのは、どうも何かうさんくさい気がしています。
2020年02月29日
2020年02月26日
不武則天 秘史 26〜33話 感想
さて、26話からの序盤はちょっとイライラする回が続きます。この辺は、韓国夫人の息子と娘である2人、敏月と敏之がまぁ性格が悪い悪い。
一応、韓国夫人が媚娘に殺され、復讐のために敏月があのような行動をとったことになっています。そして韓国夫人の息子は、放蕩息子で顔は長安一だけれども、いろいろとんでもない奴と言うキャラです。
それにしても韓国夫人は優しくてという設定だったのに、なぜに息子と娘はあんなに出来が悪いのか。皇帝は敏月にすっかりハマってメロメロになっています。
媚娘はそれに気がついて先手を打ち、殺すか殺されるかという瀬戸際で今回もギリギリ逃れています。それにしても敏月の陰謀はちょっと手ぬるいのでこれもまた全部失敗しています。
そして最後には、自分が設定した皇后暗殺に自分がその罠にはまってしまい毒死するオチです。また生き残った敏之は媚娘の母である祖母から懇願されてますが、最終的には殺されてしまうと言うオチです。
敏月と敏之が登場する回は個人的に苦手だったのでやっと終わったという感じです。
ですが今度はまた苦手キャラの太子がメインの回に移行します。
この人は父親に似て優柔不断なんですね。そして頭が固くて古い。そして33話で媚娘も性格をよく把握してぼやいているシーンがあります。媚娘はあくまで全体の幸福を視野に置いている、器の深さがあるのですが、皇帝も太子も考えているのは李家の繁栄です。そして何が何でも男の上に女が立つのが許せないと言う石頭です。まぁそれは今の時代も変わらないわけですが、この時代に媚娘のような女性がいくら聡明とはいえ本当に表舞台に立ったのだとすれば、それは例外中の例外と言うことでしょう。
ドラマを見ている上では33話で媚娘が改革を推進します。けれども皇帝も太子も及び腰で反対しています。皇帝はまだやんわりと否定しているだけですが、太子はかなり反発しています。
このドラマの根底に流れているのは現代社会にもあるような家族の問題や、夫婦の問題や、親子の問題が大きな時代の渦にの渦中にあった人でも変わりはない悩みの原則です。
武則天を中心にしたドラマが登場するドラマがいろいろあります。けれどもこのドラマは武則天を悪女とすることなく、真の姿を割と好意的に描いている作品です。
または女性でありながらトップに立っている人間の孤独のようなものも表されています。なぜか歴史上の人物で女性がトップに立つと悪女と言うポジションになってしまいますので、そういう意味から言ってもこの作品はそんな作品では新しい。
退屈な敏月が登場する回が終わり、どう展開するかやっと楽しみになってきたかも。
それにしても韓国夫人は優しくてという設定だったのに、なぜに息子と娘はあんなに出来が悪いのか。皇帝は敏月にすっかりハマってメロメロになっています。
媚娘はそれに気がついて先手を打ち、殺すか殺されるかという瀬戸際で今回もギリギリ逃れています。それにしても敏月の陰謀はちょっと手ぬるいのでこれもまた全部失敗しています。
そして最後には、自分が設定した皇后暗殺に自分がその罠にはまってしまい毒死するオチです。また生き残った敏之は媚娘の母である祖母から懇願されてますが、最終的には殺されてしまうと言うオチです。
敏月と敏之が登場する回は個人的に苦手だったのでやっと終わったという感じです。
ですが今度はまた苦手キャラの太子がメインの回に移行します。
この人は父親に似て優柔不断なんですね。そして頭が固くて古い。そして33話で媚娘も性格をよく把握してぼやいているシーンがあります。媚娘はあくまで全体の幸福を視野に置いている、器の深さがあるのですが、皇帝も太子も考えているのは李家の繁栄です。そして何が何でも男の上に女が立つのが許せないと言う石頭です。まぁそれは今の時代も変わらないわけですが、この時代に媚娘のような女性がいくら聡明とはいえ本当に表舞台に立ったのだとすれば、それは例外中の例外と言うことでしょう。
ドラマを見ている上では33話で媚娘が改革を推進します。けれども皇帝も太子も及び腰で反対しています。皇帝はまだやんわりと否定しているだけですが、太子はかなり反発しています。
このドラマの根底に流れているのは現代社会にもあるような家族の問題や、夫婦の問題や、親子の問題が大きな時代の渦にの渦中にあった人でも変わりはない悩みの原則です。
武則天を中心にしたドラマが登場するドラマがいろいろあります。けれどもこのドラマは武則天を悪女とすることなく、真の姿を割と好意的に描いている作品です。
または女性でありながらトップに立っている人間の孤独のようなものも表されています。なぜか歴史上の人物で女性がトップに立つと悪女と言うポジションになってしまいますので、そういう意味から言ってもこの作品はそんな作品では新しい。
退屈な敏月が登場する回が終わり、どう展開するかやっと楽しみになってきたかも。
2020年02月22日
武則天 秘史 1~10話 感想
この作品は予算たっぷりな感じです。全てが豪華です。衣装も何もかも。スケールがあります。しかも主役の女優さんは世代によって3人が演じるようです。私が今見ているのは若年時代です。といっても14歳で登場して、今公主が死んだところなので30歳くらいでしょうか。14歳は動きと表情で思いっきり若さを表現しています。李セミンが亡くなった時点で26歳くらいらしいので、この位が女優さんの年齢に一番ぴったりな感じです。
公主が亡くなる前の武則天は、機転が効く女性で、ちょっと大胆なウソを公然とやってしまう反面、公正な面も持ち合わせているという、どっちつかずの女性であることが描かれています。ところが皇后やその背後の官僚らから陥れられて何度か死の淵を体験したことで、フッと魔がさしたように公主を殺めてしまう様子が描かれています。
他の作品みたいに初めから計画的にTHE悪女・・の流れで殺害したのではない様子が描かれています。つまりは当時の環境があの有名な武則天を産みだしてしまったという演出です。他では皇后は武則天(のちの呼び名だけど)にはめられたかわいそうな人という解釈で描かれています。でも、この作品はちょっと違うんですね。公主の死の真相は定かではないし、そもそも一酸化中毒死しただけで、誰も犯人がいないのに、犯人を作りあげこの状態を政治的に利用されてしまったというのが、せいぜい真実なのではないかという気もします。
公主が亡くなった時の状況は、他のドラマでも描かれているのとだいたい同じですね。つまり、真犯人はあまり問題ではないし武則天が本当に悪女だったのか、それとも皇后があくじょだったのかということは実は重要ではないのです。当時の政治的な環境でこの事態をうまく利用して買ったのはどちら側の勢力か?ということ。私が武則天を初めて知ったのは、韓国ドラマの「テ・ジョヨン」です。あとは「ヨン・ゲソムン」ですね。
今回のエピソードが割と詳しく出てくるのは「ヨン・ゲソムン」です。話はそれるけど、韓国ドラマに出てくる高句麗を舞台にしたドラマって、これまでいろいろドラマを観たり本を読んで感じたのは、高句麗はあくまで中国の一地方史だということ。実際、中国でそういう見解を発表したんですよね。ところが韓国がこれに猛反発。それで出来たドラマが「朱蒙」だとか。私が「朱蒙」を見ていた頃は全くわからなかったけど、今はあっさりわかりますよ。土地こそ今の北朝鮮あたりの話だけど、高句麗はあくまで中国の地方の話ですね。まあ、このころは今の国の区分が違うし、こういう表現は微妙だけど。
武則天を描いたドラマは「武則天」というもう一つ別の作品があります。これは普通に悪女だからこそという表現ですね。序盤で挫折して全部は見ていません。機会があれば再チャレンジして見てみたい。こっちの作品は表現や解釈がきめ細かいので最後までみるつもりですよ。
***
ところで前々から気になっていたのは武則天と同時期にアジアでは女帝があっちこっちで即位していること。
この辺り、なんかにおうよね。
公主が亡くなる前の武則天は、機転が効く女性で、ちょっと大胆なウソを公然とやってしまう反面、公正な面も持ち合わせているという、どっちつかずの女性であることが描かれています。ところが皇后やその背後の官僚らから陥れられて何度か死の淵を体験したことで、フッと魔がさしたように公主を殺めてしまう様子が描かれています。
他の作品みたいに初めから計画的にTHE悪女・・の流れで殺害したのではない様子が描かれています。つまりは当時の環境があの有名な武則天を産みだしてしまったという演出です。他では皇后は武則天(のちの呼び名だけど)にはめられたかわいそうな人という解釈で描かれています。でも、この作品はちょっと違うんですね。公主の死の真相は定かではないし、そもそも一酸化中毒死しただけで、誰も犯人がいないのに、犯人を作りあげこの状態を政治的に利用されてしまったというのが、せいぜい真実なのではないかという気もします。
公主が亡くなった時の状況は、他のドラマでも描かれているのとだいたい同じですね。つまり、真犯人はあまり問題ではないし武則天が本当に悪女だったのか、それとも皇后があくじょだったのかということは実は重要ではないのです。当時の政治的な環境でこの事態をうまく利用して買ったのはどちら側の勢力か?ということ。私が武則天を初めて知ったのは、韓国ドラマの「テ・ジョヨン」です。あとは「ヨン・ゲソムン」ですね。
今回のエピソードが割と詳しく出てくるのは「ヨン・ゲソムン」です。話はそれるけど、韓国ドラマに出てくる高句麗を舞台にしたドラマって、これまでいろいろドラマを観たり本を読んで感じたのは、高句麗はあくまで中国の一地方史だということ。実際、中国でそういう見解を発表したんですよね。ところが韓国がこれに猛反発。それで出来たドラマが「朱蒙」だとか。私が「朱蒙」を見ていた頃は全くわからなかったけど、今はあっさりわかりますよ。土地こそ今の北朝鮮あたりの話だけど、高句麗はあくまで中国の地方の話ですね。まあ、このころは今の国の区分が違うし、こういう表現は微妙だけど。
武則天を描いたドラマは「武則天」というもう一つ別の作品があります。これは普通に悪女だからこそという表現ですね。序盤で挫折して全部は見ていません。機会があれば再チャレンジして見てみたい。こっちの作品は表現や解釈がきめ細かいので最後までみるつもりですよ。
***
ところで前々から気になっていたのは武則天と同時期にアジアでは女帝があっちこっちで即位していること。
この辺り、なんかにおうよね。
皇后の記 26~50話(最終話)感想
一気に観ました。
このドラマは前半、というかホンタイジが生きている間のストーリーは割と安定しています。
よくあるストーリーです。
「ユアルとドルゴン・・報われない愛・・結ばれないかな。がんばれ。」
「ホンタイジ・・この人も大変だよね。」
「皇后(ジェルジェル)・・ユアルやホンタイジらの良き理解者
という感じでよくある雰囲気ではあるけれど、ある意味安心して見ていられます。
が、後半、正確にはホンタイジ死後は「はあ?」の連続です。
覚悟して下さい。テレビの午後の昼ドラのノリです。
ただしこの流れは、本で言えば読解力を試されます。
「はあ?」な部分は多いのですが、本で言えば文章にない行間を読み取る力が試されます。
私が読解色に自信があると言いたいわけじゃありません。
実際、レビューにもあった「イライラ」はこれね。
と私もイライラしながら見ましたから。
例えばあんなにつくした、ユアルのドルゴンへのひどい仕打ちの数々。
子どもを持つとある意味、女性はバカになるので、この辺は子供を持った女性は何となく理解できるのではないでしょうか。
最愛の人より我が子、しかも娘ならいざ知らず息子で一人で皇帝であるなら仕方ないかも。
とはいえドルゴンを刺すというのはやりすぎ感が。
それから中盤でドルゴンがモンゴルでチャハルの皇太后から玉璽を受け取ったので皇帝の座をしとめるチャンスがあったのですが、ドルゴンは周りの反対を押し切ってバカ正直に結局ホンタイジに届けるんですよね。
さらに後半、さすがにホンタイジから玉座を奪うクーデターを決行寸前でしたが、気付いたホンタイジはドルゴンを呼び、言葉だけであきらめさせた上、さらなる出兵させることに成功しています。
結局、ドルゴンはドラマを見る限りにおいて、戦はうまいけど頭の回転は今一つの人だったのか?戦も戦略は必要なのでそんなことはないはずですが、情にもろいか、お人よしなのか。
それからハラジョルの産んだ八皇子が亡くなったり、ハラジョルを(ゴボルの母親)側室が池に突き落とし、しばらくして体力消耗して亡くなりますが、これってジェルジェルとユアル連合にとっては好都合なんですよね。
一応偶然という事になってるけど、本当なのかな。ホンタイジは八皇子を皇太子、ハラジョルを皇后にしようとしていましたからね。さらにホンタイジは鼻から血を流していますが、時代劇ドラマでは鼻血を出すというのはだいたいヒ素にやられている暗示を意味しているみたいですね。
ホンタイジも鼻血を流していて、死の直前はユアルと一対一。例の側室は「ユアルが殺した」と戯言を言ったり「妖婦」呼ばわりしています。
これってドラマの後半を見るとあながち間違ってもいないのかもと思えてきます。ハラジョル、八皇子、ホンタイジの死は偶然ということになっているけど、後半のドルゴンの死は思いっきりユアルの仕業ということになっています。
しかも一部の官僚らに「私が殺した」と言っています。わざわざ言うのは恐れを抱かせるためなのか何なのかわかりませんが、女性が見るであろうドラマとしてはかなり反感を買うエピソードです。
でドルゴンはユアルから刺されても、受け入れています。本当に妖婦ですねえ。ユアルの女としての魅力でドルゴンという豪傑を骨抜きにして、皇帝の座までせしめたともとれます。
後半でフリンが皇帝に即位したのは6歳。
このころ、フリンは年の離れた兄になつき、ドルゴンとユアルには都合の悪いことをいろいろ吹き込まれてます。
でも、よく遊んでくれたようでこの兄になついているんですよね。
性格が似ているから馬が合うのかわかりませんが、もしかすると子供は正直だからドルゴンと敵対していた兄は人としてはまあ普通なので皇帝には不向きだったけれど、(だからホンタイジも皇太子にしなかった)一般人だったら良いお兄さんだったのかもねと思います。
最後はフリンの力を借りて最後の望みを託しますが、結局失敗しれドルゴンから死を命じられてるのはやりすぎかも。功績をあげてるしホンタイジの息子だから康熙帝の時代なら幽閉で済んでるよね。
ただし生かしておくと、復活させようとする一派が出るのでという事情はあるけど。
このフリンの兄の側室らをドルゴンが娶ったようですが、実はこれも理由があり逆賊の妻らは本来、妓女になるらしい。ドルゴンはそれを阻止することで最後の融通を利かせはしたようです。
ドルゴンの最期は皮肉にもドルゴンを救った緑〇(なんだっけ?)の忘れ形見の娘でした。しかも双子で初めはドルゴンとフリンが見初め、ドルゴンは結婚式でユアルに刺されるという。
この緑〇はドルゴンを愛していたけど、ユアルがドルゴン一筋だからあきらめたんですよね。しかも漢民族で金の恨みを捨てきれない。というか亡くなった父や民への手前くっつけなかったんでしょう。
最後にドルゴンと再会した時は妓女に身を落としていたんだよね。ドルゴンは当初からユアルほどではないけど緑〇に惹かれてたよね。ユアルに気を遣ってたから本格的にくっつかなかったけど。
後半、成長してからのフリンは、なんというかワガママ坊主。まあ、わからなくもないけど、常に激しすぎ。ユアルは自覚あるようだけど甘やかしたからね。本来はしかるべきところでドルゴンに食って掛かったりして、何かというと「フリン」としか言わない。
でも康熙帝が8歳で即位してからは、うまく育てたようで。ユアルの補佐がなければ康熙帝という名君(と言われてる)が産まなかったとすれば、誰しも最初からうまくいかないよね、といえます。
後半のイライラもユアルのぶっ飛んだ行動も、人間って矛盾する行動をとるものだし、自分がその立場に置かれたら?と考えたらユアルの不可解な言動も頭から否定できないのかもしれない。
それにしてもこの女優さん(ジン・テイエン)、見事でした。
少女時代から年老いた時代まで、雰囲気が良く出てました。
スッピンに近い顔もよくさらしたなあと思います。
青年期の順治帝の言動が中二病みたいというか、思春期に母親を恋人にとられて悔しい息子の図なんですね。現代のドラマに置き換えると、割とありがちです。
ただし、ユアルがドルゴンを刺したのって、これ嫉妬が含まれてないのかなあ。これまで自分一筋だったのに緑〇の娘をドルゴンが愛し喜んで嫁に迎えるわけです。しかも息子の恋人。ドルゴンを刺したのは息子のためと言っていますが、10%~30%くらいは嫉妬もあった気がしますね。
自分に注目するなら放置するけど他の女に目を向けるのは許せない・・的な。
余談ですが、兄弟同士もめ事が多いのにドルゴンとドドはすごく仲良かったんですよね。このコンビは良かった。
皇后のジェジェもバランスとれたキャラで安心してみていられました。
ここでジェジェが腹に一物ある人だと見るのも疲れますからね。
そういえばドルゴンの妻のシャオユアルって頭が少々いかれて実家に静養に帰って、それっきり?
最後にフリンが行方不明になり僧侶になっているらしい走り書きを見つけたとの報告にユアルは「放っておきなさい」と答えています。これって後継ぎがいる前と後では返答がどう違ったのか気になるところ。
実際、最初にフリンが出家しかけた時は、必死に呼び戻しました。が今回は8歳といえ後継ぎがいる。(のちの康熙帝)この時代の女性の役割は血をつなぐことも大事だったんでしょうね。清王朝とモンゴルの関係はこういうことだったんですね。
このドラマは前半、というかホンタイジが生きている間のストーリーは割と安定しています。
よくあるストーリーです。
「ユアルとドルゴン・・報われない愛・・結ばれないかな。がんばれ。」
「ホンタイジ・・この人も大変だよね。」
「皇后(ジェルジェル)・・ユアルやホンタイジらの良き理解者
という感じでよくある雰囲気ではあるけれど、ある意味安心して見ていられます。
が、後半、正確にはホンタイジ死後は「はあ?」の連続です。
覚悟して下さい。テレビの午後の昼ドラのノリです。
ただしこの流れは、本で言えば読解力を試されます。
「はあ?」な部分は多いのですが、本で言えば文章にない行間を読み取る力が試されます。
私が読解色に自信があると言いたいわけじゃありません。
実際、レビューにもあった「イライラ」はこれね。
と私もイライラしながら見ましたから。
例えばあんなにつくした、ユアルのドルゴンへのひどい仕打ちの数々。
子どもを持つとある意味、女性はバカになるので、この辺は子供を持った女性は何となく理解できるのではないでしょうか。
最愛の人より我が子、しかも娘ならいざ知らず息子で一人で皇帝であるなら仕方ないかも。
とはいえドルゴンを刺すというのはやりすぎ感が。
それから中盤でドルゴンがモンゴルでチャハルの皇太后から玉璽を受け取ったので皇帝の座をしとめるチャンスがあったのですが、ドルゴンは周りの反対を押し切ってバカ正直に結局ホンタイジに届けるんですよね。
さらに後半、さすがにホンタイジから玉座を奪うクーデターを決行寸前でしたが、気付いたホンタイジはドルゴンを呼び、言葉だけであきらめさせた上、さらなる出兵させることに成功しています。
結局、ドルゴンはドラマを見る限りにおいて、戦はうまいけど頭の回転は今一つの人だったのか?戦も戦略は必要なのでそんなことはないはずですが、情にもろいか、お人よしなのか。
それからハラジョルの産んだ八皇子が亡くなったり、ハラジョルを(ゴボルの母親)側室が池に突き落とし、しばらくして体力消耗して亡くなりますが、これってジェルジェルとユアル連合にとっては好都合なんですよね。
一応偶然という事になってるけど、本当なのかな。ホンタイジは八皇子を皇太子、ハラジョルを皇后にしようとしていましたからね。さらにホンタイジは鼻から血を流していますが、時代劇ドラマでは鼻血を出すというのはだいたいヒ素にやられている暗示を意味しているみたいですね。
ホンタイジも鼻血を流していて、死の直前はユアルと一対一。例の側室は「ユアルが殺した」と戯言を言ったり「妖婦」呼ばわりしています。
これってドラマの後半を見るとあながち間違ってもいないのかもと思えてきます。ハラジョル、八皇子、ホンタイジの死は偶然ということになっているけど、後半のドルゴンの死は思いっきりユアルの仕業ということになっています。
しかも一部の官僚らに「私が殺した」と言っています。わざわざ言うのは恐れを抱かせるためなのか何なのかわかりませんが、女性が見るであろうドラマとしてはかなり反感を買うエピソードです。
でドルゴンはユアルから刺されても、受け入れています。本当に妖婦ですねえ。ユアルの女としての魅力でドルゴンという豪傑を骨抜きにして、皇帝の座までせしめたともとれます。
後半でフリンが皇帝に即位したのは6歳。
このころ、フリンは年の離れた兄になつき、ドルゴンとユアルには都合の悪いことをいろいろ吹き込まれてます。
でも、よく遊んでくれたようでこの兄になついているんですよね。
性格が似ているから馬が合うのかわかりませんが、もしかすると子供は正直だからドルゴンと敵対していた兄は人としてはまあ普通なので皇帝には不向きだったけれど、(だからホンタイジも皇太子にしなかった)一般人だったら良いお兄さんだったのかもねと思います。
最後はフリンの力を借りて最後の望みを託しますが、結局失敗しれドルゴンから死を命じられてるのはやりすぎかも。功績をあげてるしホンタイジの息子だから康熙帝の時代なら幽閉で済んでるよね。
ただし生かしておくと、復活させようとする一派が出るのでという事情はあるけど。
このフリンの兄の側室らをドルゴンが娶ったようですが、実はこれも理由があり逆賊の妻らは本来、妓女になるらしい。ドルゴンはそれを阻止することで最後の融通を利かせはしたようです。
ドルゴンの最期は皮肉にもドルゴンを救った緑〇(なんだっけ?)の忘れ形見の娘でした。しかも双子で初めはドルゴンとフリンが見初め、ドルゴンは結婚式でユアルに刺されるという。
この緑〇はドルゴンを愛していたけど、ユアルがドルゴン一筋だからあきらめたんですよね。しかも漢民族で金の恨みを捨てきれない。というか亡くなった父や民への手前くっつけなかったんでしょう。
最後にドルゴンと再会した時は妓女に身を落としていたんだよね。ドルゴンは当初からユアルほどではないけど緑〇に惹かれてたよね。ユアルに気を遣ってたから本格的にくっつかなかったけど。
後半、成長してからのフリンは、なんというかワガママ坊主。まあ、わからなくもないけど、常に激しすぎ。ユアルは自覚あるようだけど甘やかしたからね。本来はしかるべきところでドルゴンに食って掛かったりして、何かというと「フリン」としか言わない。
でも康熙帝が8歳で即位してからは、うまく育てたようで。ユアルの補佐がなければ康熙帝という名君(と言われてる)が産まなかったとすれば、誰しも最初からうまくいかないよね、といえます。
後半のイライラもユアルのぶっ飛んだ行動も、人間って矛盾する行動をとるものだし、自分がその立場に置かれたら?と考えたらユアルの不可解な言動も頭から否定できないのかもしれない。
それにしてもこの女優さん(ジン・テイエン)、見事でした。
少女時代から年老いた時代まで、雰囲気が良く出てました。
スッピンに近い顔もよくさらしたなあと思います。
青年期の順治帝の言動が中二病みたいというか、思春期に母親を恋人にとられて悔しい息子の図なんですね。現代のドラマに置き換えると、割とありがちです。
ただし、ユアルがドルゴンを刺したのって、これ嫉妬が含まれてないのかなあ。これまで自分一筋だったのに緑〇の娘をドルゴンが愛し喜んで嫁に迎えるわけです。しかも息子の恋人。ドルゴンを刺したのは息子のためと言っていますが、10%~30%くらいは嫉妬もあった気がしますね。
自分に注目するなら放置するけど他の女に目を向けるのは許せない・・的な。
余談ですが、兄弟同士もめ事が多いのにドルゴンとドドはすごく仲良かったんですよね。このコンビは良かった。
皇后のジェジェもバランスとれたキャラで安心してみていられました。
ここでジェジェが腹に一物ある人だと見るのも疲れますからね。
そういえばドルゴンの妻のシャオユアルって頭が少々いかれて実家に静養に帰って、それっきり?
最後にフリンが行方不明になり僧侶になっているらしい走り書きを見つけたとの報告にユアルは「放っておきなさい」と答えています。これって後継ぎがいる前と後では返答がどう違ったのか気になるところ。
実際、最初にフリンが出家しかけた時は、必死に呼び戻しました。が今回は8歳といえ後継ぎがいる。(のちの康熙帝)この時代の女性の役割は血をつなぐことも大事だったんでしょうね。清王朝とモンゴルの関係はこういうことだったんですね。
2020年02月07日
皇后の記 1~25話 感想
登場人物
ユアル(孝荘文皇后)/ジン・ティエン
ドルゴン/ゴン・ラー
ホンタイジ/ニエ・ユエン
清朝初代皇帝、ヌルハチ役/ユー・ロングァン
ユアルの異母姉妹、ハルジョル/ホー・ファー
ユアルの従妹、シャオユアル/ウー・ヤン
ジェルジェル(ユアルの叔母&皇后)
***
中国清の初期を描いた作品です。
この時代のドラマとかぶる作品が既にあります。
「宮廷の泪、山河の恋」ですね。
この作品もユアルとドラゴンの愛を描いたドラマで、ユアルが産んだフリンがホンタイジ同様に愛の深さゆえに思わぬラストを描いた作品です。ただし「宮廷の泪、山河の恋」は元々ユアルがホンタイジに一目ぼれして嫁いだのに対して、こっちの作品ははじめからドルゴンとユアルが愛し合っていたという設定です。またユアルの異母姉であるハラジョルは、「宮廷の泪、山河の恋」ではハイランチュウという表記で、相思相愛の恋人が死んだと思い一端はモンゴルの皇子に嫁ぎますが、ひどい扱いを受けつつホンタイジに見初められて側室になるという流れです。
この作品の主役の女優さんは「皇帝の女傅」にも主役で出ています。美人だと思っていたのですが20話代で冷宮入りして化粧っ気のない顔になったら全く別人でびっくり。化粧って大事ですね。韓国ドラマの「焼き物師役の女優さんと似ていると気付きました。」
このドラマで改めて知ったのですがドルゴンってヌルハチと皇后の間に生まれた皇子(14皇子)だったんですね。対してホンタイジは第八皇子ですが、母は側室ですよね。普通なら身分からすればドルゴンが上。だからヌルハチが本当にホンタイジを世継ぎに指名していたとすれば、ドルゴンと皇后が脅威になるわけですね。でもヌルハチが死んだ時点でまだドルゴンは若すぎたわけです。
仮にホンタイジの策略としたら用意周到なわけですね。成長したドルゴンは頭角を現すわけですが、ホンタイジはドルゴンを捨てるわけにはおいかないわけです。で、皇帝という立場の孤独にさいなまれるわけですが、皆苦悩しています。
にしてもドラマを見る限りですが、ユアルは余計なことやっちゃってますね。ドルゴンに忠告の手紙を出したり。見つかったら危険でしょ。
冷静に見て、素直に哀願して詫びればまだいいものを、ユアルは聡明さを装いつつ我が強い。ホンタイジが冷宮から出さないのも仕方ないかと思えます。
ドラマを観ていると清の女性たちはまあ気が強いなあと。元は騎馬民族だからね。ユアルもモンゴルの草原出身だから我が強いのかも。
前回見たドラマはイカンの子供っぽさが鼻につきましたが、このドラマはそこそこ対象年齢がもう少し上のようなので、まあまあまともに見られます。
清初期のシステムとか、「ジャクギ」で皇帝らが定期的にモンゴルに行く理由がよくわからなかったのですが、このドラマを観てようやく理由と背景が理解できました。
清は女真で、モンゴルはチンギスハーンの流れの部族。だからそれなりの歴史があるけれど時代が変わって中心が金に移行したんですね。ユアルもモンゴル系民族の人。
段々、モンゴル系民族も明の漢民族も清に帰順していったんですね。
このドラマでユアルは根っこではホンタイジに愛されている設定ですが、実際はユアルはフリンを産んで皇太后になるけれど夫の愛は得られなかった人みたいですね。ホンタイジが愛したのはユアルの異母姉のハラジョルだったようです。
後半が楽しみです。
あまりお金がかかっていない簡素な造りのドラマだけど、それなりに面白い。期待していなかったけれどおすすめ。
ユアル(孝荘文皇后)/ジン・ティエン
ドルゴン/ゴン・ラー
ホンタイジ/ニエ・ユエン
清朝初代皇帝、ヌルハチ役/ユー・ロングァン
ユアルの異母姉妹、ハルジョル/ホー・ファー
ユアルの従妹、シャオユアル/ウー・ヤン
ジェルジェル(ユアルの叔母&皇后)
***
中国清の初期を描いた作品です。
この時代のドラマとかぶる作品が既にあります。
「宮廷の泪、山河の恋」ですね。
この作品もユアルとドラゴンの愛を描いたドラマで、ユアルが産んだフリンがホンタイジ同様に愛の深さゆえに思わぬラストを描いた作品です。ただし「宮廷の泪、山河の恋」は元々ユアルがホンタイジに一目ぼれして嫁いだのに対して、こっちの作品ははじめからドルゴンとユアルが愛し合っていたという設定です。またユアルの異母姉であるハラジョルは、「宮廷の泪、山河の恋」ではハイランチュウという表記で、相思相愛の恋人が死んだと思い一端はモンゴルの皇子に嫁ぎますが、ひどい扱いを受けつつホンタイジに見初められて側室になるという流れです。
この作品の主役の女優さんは「皇帝の女傅」にも主役で出ています。美人だと思っていたのですが20話代で冷宮入りして化粧っ気のない顔になったら全く別人でびっくり。化粧って大事ですね。韓国ドラマの「焼き物師役の女優さんと似ていると気付きました。」
このドラマで改めて知ったのですがドルゴンってヌルハチと皇后の間に生まれた皇子(14皇子)だったんですね。対してホンタイジは第八皇子ですが、母は側室ですよね。普通なら身分からすればドルゴンが上。だからヌルハチが本当にホンタイジを世継ぎに指名していたとすれば、ドルゴンと皇后が脅威になるわけですね。でもヌルハチが死んだ時点でまだドルゴンは若すぎたわけです。
仮にホンタイジの策略としたら用意周到なわけですね。成長したドルゴンは頭角を現すわけですが、ホンタイジはドルゴンを捨てるわけにはおいかないわけです。で、皇帝という立場の孤独にさいなまれるわけですが、皆苦悩しています。
にしてもドラマを見る限りですが、ユアルは余計なことやっちゃってますね。ドルゴンに忠告の手紙を出したり。見つかったら危険でしょ。
冷静に見て、素直に哀願して詫びればまだいいものを、ユアルは聡明さを装いつつ我が強い。ホンタイジが冷宮から出さないのも仕方ないかと思えます。
ドラマを観ていると清の女性たちはまあ気が強いなあと。元は騎馬民族だからね。ユアルもモンゴルの草原出身だから我が強いのかも。
前回見たドラマはイカンの子供っぽさが鼻につきましたが、このドラマはそこそこ対象年齢がもう少し上のようなので、まあまあまともに見られます。
清初期のシステムとか、「ジャクギ」で皇帝らが定期的にモンゴルに行く理由がよくわからなかったのですが、このドラマを観てようやく理由と背景が理解できました。
清は女真で、モンゴルはチンギスハーンの流れの部族。だからそれなりの歴史があるけれど時代が変わって中心が金に移行したんですね。ユアルもモンゴル系民族の人。
段々、モンゴル系民族も明の漢民族も清に帰順していったんですね。
このドラマでユアルは根っこではホンタイジに愛されている設定ですが、実際はユアルはフリンを産んで皇太后になるけれど夫の愛は得られなかった人みたいですね。ホンタイジが愛したのはユアルの異母姉のハラジョルだったようです。
後半が楽しみです。
あまりお金がかかっていない簡素な造りのドラマだけど、それなりに面白い。期待していなかったけれどおすすめ。
プロフィール

性別:女性
一言:主に歴史系アジアドラマ中心です。感想だったり、あらすじだったり、その都度きめ細かくだったり、おおざっぱだったり、とにかく気負わず記しています。大陸と地続きのドラマはやはり面白い。国の価値観や盛っている部分はあるけれど、それを差し引いても、違う着眼点の発見があるからやめられません。最近は韓国ドラマより中国歴史ドラマを観ています。
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