2016年03月30日

神馬英傑伝(しんばえいけつでん) 第35話(最終回) あらすじ、感想

あらすじ

朱佩瑤は、父親の朱氏と対面します。

英傑が白馬山荘に行くと、すでに全員が皆殺しにされていました。(鉄海棠より)

英傑は風雷堡に出向き鉄海棠の敵討ちに出向きます。

鉄海棠は黒水仙を手なずけることに成功して魚龍百変功も習得したため、英傑と互角の戦いになります。そればかりか黒水仙の力もあり英傑は劣勢に。

しかし、黒水仙は鉄海棠に従ったフリをしていただけでした。最終的には英傑の味方に戻ります。

一方、別の場所では彩陵と卓公子が風雷堡の部下らと戦っていました。全員を倒した後、英傑の助っ人に行こうとすると生きていた部下が卓公子に弓を放ちます。

卓公子は息絶え絶えに。

寇英傑は、追い詰めた鉄海棠に「師匠との対決の真相を話せば助けてやる」と言います。鉄海棠は、白雲にはなった暗器を英傑に放ちました。

「これが真相だ」と満面の笑みで立ち上がる鉄海棠。

「お前も師匠と同じように死ぬのだ」

英傑の動きが止まります。しかし英傑は手に鉄海棠が放った針をすべて持っていました。(手で捕えた?)「鉄海棠は全て白状した。やれ」と武林の面々は鉄海棠を倒しに集まります。

英傑の元に小薇が駆け寄ると、英傑に鉄海棠は刀を飛ばします。とっさに小薇は英傑をかばい刀が胸に刺さります。「父上を説得しに来たの、でも遅かった」

鉄海棠は「お前は私の全てを奪った」と憎々しげに言います。英傑は小薇の胸の刀を鉄海棠に飛ばし鉄海棠は命尽きます。

「解毒薬が届いたぞ」という声。朱氏が大量の解毒薬を持って風雷堡に。

英傑は小薇を抱いて二人馬に乗り「二人で幸せに暮らそう」と草原を走ります。二人を遠くから見ている彩陵。

 

おわり

 

感想

何なんだ?この最終回は?

ありがちな、死んだか生きてるかわからないような最終回(小薇)普通に考えたら死んだんだろうね。

小薇が最期に父から英傑をかばって死ぬだろうなというのは予想していました。

でも彩陵はひとりでいるし、卓公子は朱佩瑤もいるし、わからないですね。

結局疑問がたくさん。

魚龍百変功は、結局その程度?苦労して会得した技で鉄海棠が死んだのではなく、普通に刀で。これまでの様子からしてそのくらい跳ね飛ばせそうでない?

馬天賜と朱氏の関係は?

英傑が持っていた牌の意味は?

朱佩瑤と英傑の関係はあるのないの?

朱佩瑤が登場する意味は?

卓公子が登場する意味は?

鄥大野の行方は?

司空猿は改心したのに、鄥大野は改心できなかったのはなぜ?

何だか半端なラストでした。よっぽど暇なら観ても良いですが、最初の頃の印象ほど中盤以降良くないドラマでした。

観ようかどうか迷っている方がいるとしたら、草原、大陸、馬など日本にはない雰囲気を味わうには前半はそこそこお勧め。中盤以降は面白くないしラストも意味が分からないし、時間の無駄です。

 

 

 
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2016年03月26日

九家の書 第5話 あらすじ、感想

あらすじ

ガンチが獣の様な目に変わり周囲に風が吹き始め砂埃が舞い始めました。ヨウルらが塀の上から様子を見ていました。

チョン・グァヌンは驚いたようにガンチを見つめます。するとソジョンがすばやく現れ、つえでガンチの腹を突きました。するとガンチの動きが止まり、皆が砂埃に手で顔を覆っていると、忽然とガンチの姿が消えました。

グァヌンはムソルの亡骸を呆然と無言で見つめていました。

しかしムソルの一家と使用人は謀反人の家族として連行されます。息子のテソは拷問を受けます。

ガンチはソジョンに連れられ森に身を隠していました。しかし何としてもムソルの家族を助けると出て行きます。

グァヌンは、ムソル殺しの犯人をガンチだと指名手配をします。200両の懸賞金をかけます。そしてムソルの家と宿を自分が買い取るというのでした。

 

牢に向かい、カギを開けてテソとムソルの妻を助けようとします。テソは気を失っています。ムソルの妻は逃げて暮らすよりも奴隷として生きる道を選ぶ。息子を頼みますと告げます。

ガンチはテソを連れて逃げようとしますが、捕まりそうになります。グァヌンから腕輪の事を聞いていた部下はガンチの腕輪を切ります。するとガンチは一瞬力をなくし兵士らに斬られます。しかし、周囲に不思議な光が舞い始めた後、みるみる獣の様な表情に変わり傷が消えていきます。

ガンチを追いかけてきたヨウルは豹変したガンチの姿を見ます。

感想

グァヌンは、ムソルが死んだとき、何か思うところがあるような雰囲気でした。きっとこの人は、両班から家族がひどい目に合うか何かしたんでしょうね。

にしてもムソルは、両班ではなくて、ただの商人だし、遣り過ぎだと思うんですけどね。このムソル役の役者さんって、悪人、善人、どちらもうまく演じますよね。どちらかというと悪人が多いですが、最初に観たのは善徳女王に出てきたとき。最後にピダムに言ったセリフが印象的でした。

短い期間の出演でしたが、こういう人は早く死んじゃう気がしていましたが、残念。

そしてウォルリョンの時とそっくりな状況が繰り返されているし。でも、ヨウルがガンチの本当の姿を見ても愛が変わらなければ人間になれるのでは?でも、今は片思いなんだよね。

イ・スンシン役のユ・ドンクンは、さすがの貫禄です。珍しく家族なのにどうしてで、庶民の父親役を演じていたけれど、静かに話すのに、一言一言に深さがある。こういう人が出るとドラマの良さも際立ちます。

日本人としてはあまり喜ばしくない表現は多いですが。

 
posted by あらすじべや at 09:03| 九家の書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

九家の書 第4話 あらすじ、感想

あらすじ

パク・ムソルの屋敷にチョン・グァヌンが放った刺客が訪れます。刺客はソジョンの姿でパク・ムソルの部屋を訪れます。パク・ムソルはチェ・ガンチを拾って育ててから間もなく20年になるが、絶対に外すなと言われていた腕輪が外れた時に不思議な事が起きたと話しかけた時、「お前は何者だ」とムソルはソジョンの姿をした男に言い放ちます。

ソジョンの姿はみるみる消えて黒装束の男になり刀をムソルの首に当てて「続きを言え」と脅します。

そのころ、タム・ピョンジョンの娘ヨウルと一緒にいたガンチは、周囲を黒装束の男に取り囲まれます。しかし、斬りつけたかと思うと消えてしまいガンチは困惑。一人だけが本物で他は幻だとヨウルは言います。

ガンチは本物の一人を見極めた途端、ヨウルに斬りかかった男の刀の前に腕を突き出します。そして腕を刺されます。その瞬間、ヨウルは幼いころ、ガンチらしき少年に野犬から助けられたことを思い出していました。

あのときも少年は野犬の前に腕を出して助けてくれたのでした。ところが腕をかんでいる野犬に「怖がらなくていい。」と頭をなでると大人しく犬は帰っていきます。

ヨウルはどんどんガンチにひかれます。しかし、一方でムソルの娘と抱き合っている姿を見て心を痛めています。またソジョンの言葉も気になります。

ムソルの娘チョンジョは結婚を前に「父や家族を裏切ることはできないわよね。それは私も同じ。もう忘れて。」とふっきれたかのようにかえっていきます。

そんなある日、ムソルの屋敷にタム・ピョンジョンが左水使のイ・スンシンを連れてきます。イ・スンシンの頼みは軍資金を出してほしいとのこと。ムソルは目的を聞くと「この船を造りたい」と絵を出しだします。朝鮮の海と土地を守りたいというのです。

朝廷にかけあったが、却下されたと言います。ムソルはテソに扉を閉めさせると奥の隠し部屋に案内しました。そこには膨大な量の銀子が収納してありました。ムソルはこれを軍資金に使ってくれと言います。

そしてチョン・グァヌンの刺客はおそらく倭人の技術だろうと言います。チョン・グァヌンは倭人と内通しているというのでした。

ソジョンはガンチにおもむろに話しかけると「今晩は屋敷を出て夜が明けるまで戻るな」と言います。

ところがチョン・グァヌンは巧みにムソルに謀反の疑いをかけます。グァヌンは「娘の事は心配するな。妓生にしたあとかっぷりかわいがってやる」と言います。ところがガンチが文句を行った時斬りつけようとした刀の前に出たムソルは、刺されて命を落とします。

ガンチは悲しみと怒りに震え顔を上げてグァヌンをにらみます。その眼はかつて森で見た男とそっくりでした。

感想

結局、ウォルリョンと同じようなパターンに。そしてイ・スンシンはこのストーリーにどう関係してくるんでしょう?
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2016年03月24日

神馬英傑伝(しんばえいけつでん) 第33,34話 あらすじ、感想

あらすじ

鉄海棠が、白雲との対決の時、暗器を放ったのは鷹千里であると、集まった門派の者たちに説明しました。集まった者らは鉄海棠の話を受け入れます。

そこに英傑が登場して「鉄海棠の話はウソだ。私が見ていた。」と証言しますが、周囲の者は信じません。英傑は鉄海棠に決闘をしかけます。ところが小薇が刃に毒を塗ってあるものを持ってたちはだかります。

英傑が近づいてくると鉄海棠は小薇の背中を押したので刃先が英傑の胸に刺さります。英傑は外に飛んでいき倒れています。鉄海棠がとどめをさそうとすると朱が飛んできて英傑をさらっていきました。

しかし鉄海棠は小薇らに英傑が死んだと伝えます。

英傑は朱兄の治療を受け意識を取り戻し回復しつつありました。

小薇は尼寺を訪れ傲霜の墓参りをしたあとに首を吊ろうとすると、たまたま成玉霜の100日の墓参りに来ていた彩陵が小薇の布を切ったので命をとりとめます。

一方、鉄海棠は小薇に記憶を忘れる薬を飲ませるように薬を預けます。しかし孟能は小薇に、その薬を飲めば気が触れてしまう。英傑は死んでいないのかもしれない。見つかるまで薬を飲んだふりをしろと言います。

鉄海棠の非情さは相変わらずで孟能は鉄海棠に、「孤児だった私を育ててくれた恩をお返しします。」と言って自害します。鉄海棠は孟能を抱いて泣きました。

そのあと回復した英傑は小薇と再会します。

彩陵は朱兄が朱佩瑤の実の父と知って朱佩瑤を呼びに行きます。

感想

孟能は、鉄海棠とどういう関係かと思っていましたが、血がつながらない他人だったんですね。鉄海棠が冷酷なのは、何か生い立ちあたりに理由があるのでしょうか。

宇内十二例のなかで孟能だけが普通っぽい人でした。冷酷な鉄海棠もなぜか孤児の孟能を息子にして、小薇と結婚させようとしていたあたりが謎です。

は~やっとあと一話です。

日本にはない世界観(馬、草原、門派など)は今日日深かったし、それなりに面白いと言えば面白いのですが、10話くらいなら良いけれど35話は長すぎでした。

朱佩瑤のエピソードになにか意味があるのか?

彩陵がちょっと哀れ。

1~2月中は、見ているドラマが重なってしまい、あらすじも念入りにかけずじまいでした。しばらく、見るドラマの数を控えようと思います。最近立て続けに最終回になっているので。

 

 
posted by あらすじべや at 06:03| 神馬英傑伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

九家の書 第3話 あらすじ、感想

あらすじ

ソファは赤ん坊を出産したあと、グァヌンを殺そうとして逆に斬られて亡くなります。そのとき手にしていたのは、サンザシの短刀でした。

ソジョンは赤ん坊を川に流し、川辺で宴を開いていたパク・ムソルが拾い上げます。ソジョンは「その子を引き取って育てれば幸運が訪れ全てがうまくいく」と言います。赤ん坊はチェ・ガンチと名付けられパク・ムソルの家に。

ソジョンは魔除けの腕輪を渡し「20才になるまで外してはならない」と言います。

しかし、そのとい臨月だったパク・ムソルの妻はいやがりました。しかし、パク・ムソルがガンチを引き取る事を決心すると、全てがうまく回り出します。

難産の妻は無事に男児(パク・テソ)を出産し、行方不明の船が全て帰還し、経営している宿は大繁盛します。そしてパク・テソは慈悲深く徳が高いため皆に慕われ尊敬されていました。

ところがガンチがあと数日で20才というときに、ムソルの娘、チョンジョの結婚話が持ち上がります。しかし騒ぎを起こしてガンチはムソルの妻に大目玉をくらいます。

さらに二人が恋仲になりつつあるときづき、ムソルの留守中にガンチを追い出そうとします。その最中、ガンチは謎の女性とその仲間の男に助けられます。

女は直前にソジョンから「月夜の桃の木の前であった男と縁を結ぶな」と言われます。

しかし女は気がつくと目の前に月明かりに照らされた桃の木がありました。

感想

まだ登場しませんが、やはりナレーションはユ・ドンクンのようです。このドラマにの地に登場するようです。

第一話と2話のウォルリョンとソファのと透明感がすばらしかったので、できればこの二人で3話移行も演じて欲しかった。私、勘違いしていました。ウォルリョン役はイ・スンギじゃないんですよね。

イ・スンギになるとやっぱり華麗な遺産で「韓国の弟」と呼ばれるように、いわゆる母性本能をくすぐる系なんですよね。

ウォルリョン役の人でやってほしかったなあ。
posted by あらすじべや at 06:03| 九家の書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
プロフィール
名前:ran
性別:女性
一言:主に歴史系アジアドラマ中心です。感想だったり、あらすじだったり、その都度きめ細かくだったり、おおざっぱだったり、とにかく気負わず記しています。大陸と地続きのドラマはやはり面白い。国の価値観や盛っている部分はあるけれど、それを差し引いても、違う着眼点の発見があるからやめられません。最近は韓国ドラマより中国歴史ドラマを観ています。