2015年09月19日

Dr.Jin(ドクター・ジン) 第3話 あらすじ、感想

あらすじ


ジンは、今まさに首を斬られる寸前でした。ジンは「ここで死ぬわけにはいかない。」とすくっと立ち上がり「私は泥棒でも武官殺しでもない。医者だ。人を助けてなぜ殺されなければならないのか!」と声高に叫びます。そしてちょうどホン家の長男、ホン・ヨンフィが意識を取り戻してジンは医者であると証言しに来ました。ところが左相は、何かと言いがかりをつけて処刑を実行せよと行った時、急に頭を抱えて意識を失いました。

キム・ギョンタクはジンの言葉を信じ手術を受けることにします。ヨンレは兄の手術の立ち会いをしたので助手を申し出ます。御殿医もそばについて、手術が開始されます。しかし、血の溜まっている場所がわからないため症状と確率で穴を開けた場所に血の塊はありません。

ギョンタクはジンに鉄砲を向け屏風に発砲。ジンは「もう一カ所穴を開ける」というと「今度失敗したらおまえの頭を打ち抜く」といいます。緊迫感の中、再び別の場所に穴を開けると今度は予測通り血の塊が発見され血だまりを抜き手術は完了しました。

御殿医は不思議がり「西洋の医術か?」と尋ねます。ジンは少し間をおいて「はい。」と答えます。

一段落するとヨンレはジンに預かった指輪を返しました。

しばらくして左相が回復すると祝いの宴が催されました。ジンは呼ばれたため行くことになります。ギョンタクはヨンレを宴に来るように言います。ヨンレの母は「将来のお父上なのだから当然」と祝いの包みを預けました。宴の席にはまたしても呼ばれてもいないイ・ハウンが酔って訪れました。「私がジン先生を助けたから左相が助かったのだ。」ギョンタクはイ・ハウンが宴に出ることを許可しました。

宴にはすでに左相に祝いの品を渡そうと行列ができています。ヨンレはいつまでまっても呼ばれません。ギョンタクがヨンレを左相の前に連れて行き、母が持たせた包みを渡します。中身は質素な菓子でしたが左相は「兄上はまだ科挙に合格しないのか。母君は私の好きな菓子をよく知っている。今度兄上を私の所に使わすが良い。下級士官くらいなら。」と言うと周囲の者等が「菓子一つで下級士官なら、・・」と大笑いするのでヨンレは帰ろうとしました。

左相の隣に座っていた嫡子のキム・デギュンはキーセンのチュノンに身請けをして側室になる話しをしていました。チュノンは「私に命をかけられますか」というとテギュンに抱きつき、そのまま川に落ちます。テギュンは必死に岸に上がりますが、チュノンはそのままおぼれてしまいます。

ジンはとっさに泳いでチュノンを救いあげ、すぐに人工呼吸や心臓マッサージをします。人工呼吸の様子に周囲は騒然としますがチュノンは息を吹き返しました。

チュノンはジンが自分を助けたことを知り、妓楼に来て下さい。と言いますがジンは断って複雑な顔をしているヨンレに元に走りました。「あれは人工呼吸と言ってその・・。」ヨンレは「昼間から下品な」と怒っていました。

するとそこに早馬が来て「臣下は全員宮殿に登庁せよ。」と連絡が来ます。ヨンレが普段面倒を見ている貧しい村の子供と話していると、そこに急いで宮殿に向かおうと両班等が馬を走らせていました。そこにその子供が出たところを母親が助けに飛び出し血を流して倒れました。

ジンはヨンレに鞄を取りに行かせ、母親と子供の家に向かいます。ヨンレが急いで鞄を持って走ると、ごろつきに鞄を奪われます。ところが鞄の中身がジンの物と気付くとごろつきの親分は男に急いでジンに鞄を助ける手助けをさせるのでした。ジンのもとに鞄が届き、手術を開始しようとしたところに母親の夫が現れました。そして「どうせ生きていても貧しく苦しいだけだ。」と手術を拒否。思わず投げた物がジンの手を直撃しました。

 

感想


ヨンレって、何かで観たけど何に出ていたっけ?と思ったら、幻の王女チャミョンゴだったんですね。この人が主役の方が良かったと個人的に思っています。あらためてみると透明感があり素敵な女優さんです。

ジンは、現代では優秀な外科医ではあるものの、どこか合理的になりすぎている感じでしたが、朝鮮に来てからは人が変わったように見返りとか合理的なことではなく「人を助けたい」という一心でまっすぐに行動するように変化する様が興味深いです。

そしてその姿に惹かれる人が自然とジンを助けるようになっていくんですね。誰も頼る人のいない朝鮮でゼロからスタートしたのに、いつのまにか「人を助けたい」という熱意は時代を超えて人の心を動かし仲間を作るという流れに胸を打たれます。

同時に、身分社会の不合理さの苦しみなども。

日本のジンとはかなり違うような印象ですが、テンポがよく緊迫感など飽きずに見られます。

 

 
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2015年09月18日

Dr.Jin(ドクター・ジン) 第1,2話あらすじ、感想

あらすじ


外科医のジン・ヒョクは、森の中で意識を取り戻します。なぜ、こんなところにいるのかと、もうろうとしながら記憶をたどりますが覚えているのは勤務先の病院の屋上にいたということ。

すると、近くで人の気配がしました。様子をうかがうと荷車に摘んだ荷物の周囲で妙な格好の男たちが剣を手に取って争っています。男たちの服装は朝鮮時代と思われるもの。ジンは時代劇の撮影でもしているのかと思いました。

ところが争う二手のリーダーらしき男、武官のキム・ジョンタクがジンを発見すると敵の一味だと疑います。妙な格好をしているとますます怪しまれ、連行されそうになりました。

けれども意を決して逃げます。ところが追われる途中に崖から落ちてしまいます。追っ手は崖から落ちたものと諦めて去ります。しかしジンは持っていたショルダーバックが岩に引っかかり何とかしがみついていました。「誰か助けてくれ。」あと、もうすこしなのに、力が足りません。するとふいに人の手が伸びてジンの腕をつかみ引き上げました。

ジンを救い上げた男は酒を飲んで酔っ払い眠ってしまいました。

とりあえずジンは、その男についていきます。そしてこの時代は朝鮮時代だと確信しました。更に男は自分を王族だと名乗ります。しかしそれにしては威厳がなさ過ぎました。

ところが町にジンの人相書きが出回り武官殺しとして懸賞金100両がかけられて手配されていました。王族のおとこは洗濯物をとってジンに与えます。躊躇しますが逃げるには仕方ありません。

そのうち王族の男は高利貸しの男から30両を早く返せとせかされていました。王族の男はこっそりと、今連れている男が100両の男だ、と耳打ちします。すると高利貸しは部下にジンの事を知らせに行きました。

ところが高利貸しの男が食べ物をのどに詰まらせて苦しみだします。ジンは咄嗟にのどに穴をあける手術をします。みなが見守る中、男は命を取り留めます。

ところが傷を縫い合わせようと思たところにキム・ギョンタクが現れました。

ジンはここに来る前の事を思い出していました。仲の良い両親と妹の4人家族。母はなぜか「将来、この指輪をミナに与えて欲しい。」とジンに託しました。

ジンは、手術中、不可解なことがありました。ある男の頭を手術すると中から胎児が現れたのです。胎児はホルマリン(?)につけられました。

ジンが知らない間、意識の戻ったその男は病院でカバンに薬や道具を詰め込んでいました。

ミナは貧しい労働者の子供たちと交流を持っていましたが、ある日その子供の父親が倒れて意識を失いジンの病院に運ばれました。ジンは助かる見込みがないと手術をしてほしいと頼むミナの気持ちを受け入れませんでした。男は亡くなってしまいます。ミナはショックだったのか車に乗って道路に出ると事故に遭い病院に運ばれました。手術室に入る直前、ミナは「私たち、また会えるわよね。」と言います。ジンは

手術の最中、突然激しい頭痛に見舞われ失敗するところでしたが何とか終了します。ミナを病室に見送っていると、先日、手術をした男がカバンを持って屋上に行き「戻らなくては」と言い屋上から飛び降りようとします。そのとき、瓶入りのナゾの胎児も落ちたのを見てジンが思わず手を伸ばすとビルから落ちてしまったのでした。

それでも何とか逃げ出しますが、王族の男とははぐれてしまいます。するとその日の夜、ジンは頭を鉄砲で打たれた男と出くわします。近所の人がそれは「ホン家の坊ちゃんだ。」というので急いで家に連れていきます。

ホン家では母親と妹が驚いていました。しかしジンは出迎えた妹が自分の妹のミナとそっくりなので驚きます。

ジンがホン家の長男の様子を見るに手術をして血液と抜くしか方法がありません。しかしいくら何でも設備もないのに無理だと諦めます。しかし妹のヨンレが「助かる方法があるのならやってほしい」と懇願するので、ミナと重なり引き受けることにします。

家にあるノミやハンマー、布をや仏消毒させジンはカバンに入っているわずかの道具とヒひと瓶だけの麻酔薬、ペンライトを天井からつるし、布でマスクをして焼酎を消毒剤替わりにして手術を一人でスタートします。

処が途中でヨンレが入ったり、母親が入ってきてあり得ない様子に驚き半狂乱になります。それでも何とか手術を完了させますが、途中、ヨンレがジンを指名手配の男と知ったので武官に知らせたためにキム・ギョンタクがジンを捕まえに来ました。

実はこのキム・ギョンタクはヨンレの許婚でした。更にキム・ギョンタクは高官のキム・ビョンヒの庶子でした。キム・ギョンタクは、キム・ギョンタクを息子とはいうよりも、身分の低い下男のような態度をとるのでした。あるときはギョンタクの馬を突然何の理由もなく鉄砲で撃つようなことをしました。

ヨンレの家は両班とはいえ、没落しており、ヨンレは縫い物をしてお金を貯めていました。

また、ジンをがけですくった王族の男の名がイ・ハウンと知り、ジンは将来、王の父となる男だと気づきます。イ・ハウンはこのころ、キム・ビョンヒらの宴に呼ばれてもいないのに現れて容赦ない扱いを受けながらも犬のように受け入れながら笑って見せるのでした。その宴の席にいた妓生のチュノンは、イ・ハウンを他の両班のように軽くあしらう事はできず、良き友人のようにふるまっていました。

ところがキム・ビョンヒはギョンタクにジンが一味ではないとしったものの死刑の命令を出します。

 

感想


日本でのドラマ、映画も(?)はテレビで何度も放送されていますが、私、まともに見たことが一度もありません。視界に入ってくる程度。

ところがこちらは最初からしっかり見ています。なぜかわかりませんが。

気になるのは手術シーンがリアルすぎてグロいこと。スマホで見ていれば目をそらしやすく小さいので斜めにすれば割と気になりにくくなります。どうしても必要なんでしょうか、このリアルな映像。

現代の場面で、おそらくミナは実の妹ではなかったという伏線なんでしょうが、妹として扱っているには恋人同志のようなシーンがあり違和感。韓国では普通?

でもドラマ自体は素直に面白いです。

テンポが良くて飽きません。

ヨンレ&ミナも透明感があって美しいです。ミナよりヨンレの方が生えている感じ。

 
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管理人のranと申します。

新規記事を更新しつつ、旧ブログ seesaaブログ利用で書いておりましたが、最近こちらのブログに移行完了しました。

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感想は、すべて個人の主観によるものです。時代検証についての見解は意義がある場合があるかと思います。あくまで素人が備忘録的に気が付いたことを書き留めているに過ぎないブログですので、スルーしてやってください。

このブログは、趣味で書いていますので、気分により文体、形式が予告することなく変更されることがあります。

 
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プロフィール
名前:ran
性別:女性
一言:主に歴史系アジアドラマ中心です。感想だったり、あらすじだったり、その都度きめ細かくだったり、おおざっぱだったり、とにかく気負わず記しています。大陸と地続きのドラマはやはり面白い。国の価値観や盛っている部分はあるけれど、それを差し引いても、違う着眼点の発見があるからやめられません。最近は韓国ドラマより中国歴史ドラマを観ています。